2002.10.26 ガンダムSEEDストーリー

C.E.(コズミック・イラ)70
経済的な軋轢(あつれき)から始まった地球連合・ナチュラルと
ザフト・コーディネイターとの戦争。物語はその1年後から始まる。

中立国家の資源衛星を突如として強襲するザフト軍。
それは大西洋連合軍が製造した連合初のモビルスーツ「ガンダム」を
奪取するためだった。その戦闘に巻き込まれてしまった学生、キラ・ヤマトは、
爆炎の中でかつての親友であったアスランと再会する。
血塗られた哀しい再会。望まぬうちに同朋であるアスランとコーディネイター達を
敵に回してしまったキラ。大義のためキラを撃とうとするアスラン。
今ここに、ガンダムVSガンダムの死闘が始まる・・・

この物語には、2人の主人公が存在します。
一人目の主人公の名前は『キラ・ヤマト』。資源衛星「ヘリオポリス」に
暮らしていたが、ガンダム奪取作戦に巻き込まれ、なりゆきで地球軍の
秘密兵器「ストライクガンダム」のパイロットになってしまう。
そしてもう一人の主人公の名前は『アスラン・ザラ』。
キラの親友でありライバル。ガンダム奪取作戦に参加し
5機のガンダムのうち4機を奪取する。
そのうちの1機「イージスガンダム」のパイロットとなり
キラと激闘を繰り広げることになる。

戦争の前までは仲の良い友達同士だったキラとアスラン。
この二人の少年が戦場で敵同士として再会した時、
既に立場の違ってしまった二人は何を思うのか。
戦うのか、相手を撃てるのか・・・。

21世紀のファーストガンダム『ガンダムSEED』は、
絶対的な正義が存在しない戦争の中で、人があるべき姿を描いた作品なのです。




(取材・構成:西原)