2003.2.1 BONESヒストリー

 BONESの歴史を紐解くには、まず、社長である南雅彦さんの
歴史を語らなくてはなりません。

BONESの社長、南雅彦さんは、
昭和36年8月24日、三重県で生まれました。

大阪芸大映像計画学科を卒業した南さんはサンライズに入社。
「超力ロボ ガラット」「機動戦士ガンダム0083」
「機動武闘伝Gガンダム」など
数多くのアニメーション作品の制作進行、プロデュースを手がけました。

そんな南さんに転機が訪れます。
サンライズがバンダイグループとなり、
総合アニメーション会社となったことで
『プロデューサー個人としての自由度』が低くなってきたと感じ、
南さんは、
『これまでにいっしょにフィルムを作ってきた仲間と
自由な発想でアニメーションを作りたい。』という思いを胸に独立!

1998年10月、映像製作会社BONES≠ェ誕生したのでした。


設立時のコンセプトは、
『メディアにこだわらず、
オリジナリティのあるアニメーションの映像を製作すること。』
また、BONES≠ニいう社名の由来は、
『骨のある作品を作る』、『ユーザーやメーカーに、骨まで愛してもらう』、
『骨からはじめて、後は肉をつけていく』などという
意味がこめられているそうです。


BONESとしての初作品は、
NHK・BS2で放送された『機巧(からくり)奇傳(きでん)ヒヲウ戦記』。

 その後も、
『機動天使エンジェリックレイヤー』
『カウボーイビバップ 天国の扉』
『ラーゼフォン』など、注目作を手がけてきました。

 そして、今年、フジテレビで放送中のアニメ
『WOLF’S(ウルフズ) RAIN(レイン)』で新たな衝撃を与えたBONES。

 南社長、そしてBONESのみなさん。今後も、メディアにとらわれない、
刺激のある作品を生み出していってください。







(取材・構成:大村)