2003.3.8 NECインターチャネル ヒストリー

    NECインターチャネルは、
NEC関連グループ3社で別々に行なっていた
パソコンソフトや音楽などの制作事業を
1社にまとめるという目的で設立されました。

設立当時のメンバーは60名。
さまざまなNEC関連会社の社員が集まったことから、
最初は手探り状態だったそうです。
 また、ミュージックチームは、2名からのスタート。
少数精鋭で、作品の企画から店頭のプロモーションまで
ひとりでこなすことから、およそ7名で運営されている現在も
仕事量は必然的に多いとのことです。

 そんなNECインターチャネルに転機が訪れます。
それは、NECアベニュー時代のゲーム企画だった
「センチメンタルグラフティ」のヒットです。
この作品で、ゲームと音楽CDのリンクした販売に成功。
音源制作中心の事業から転換し、見事、大躍進をとげたのでした。

 そして、テレビアニメの音楽でいちばんはじめに手がけた
「デジタルモンスター」も、
NECインターチャネルの歴史を語る上でかかすことのできない作品です。
子供たちの人気を集めたデジモンシリーズは、
アドベンチャー、02、テイマーズ、フロンティアの4作品で
CDを100タイトル発売するという快挙を成し遂げました。

 さらに、2000年から、少年ジャンプの作品
「テニスの王子様」を担当し、
NECインターチャネルの名はさらに幅広く知られることになったのでした。


 NECインターチャネル ミュージックメディアチームの
松井さんは、今年のテーマとして『青春と感動』を掲げ、
「いろいろな人の力を借り、より多くの人に
『青春と感動』を届けたい。」と、力強く語っています。

 NECインターチャネルは、今年も
ユーザーの目線を的確にとらえたマーケティングと、
あふれんばかりの情熱で
私たちを感動の渦にまきこんでいくことでしょう。




(取材・構成:大村)