第48回 8月30日放送 ゲスト:トマト赤デミー代表 唐沢明さん2020/09/06 07:00

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今週は久しぶりにスタジオにゲストをお迎えしました。トマト赤(アカ)デミー代表、「日本一」のトマト博士、かつ作家で大学講師でもいらっしゃる唐沢明さんです。
トマトカラーの赤色の装いでご登場。服装だけでなく小物や持ち物など、いたるところにトマトが!いつ頃から、どうしてそんなにトマトが好きなのでしょう?

「オギャーとこの世に生まれた瞬間からです」と唐沢さん。「トマト星からやってきました」というのもまんざら冗談ではなさそうな...。(笑)
とにかく赤ちゃんの頃からトマトが好きで、小中高、そして大学生になってもトマト三昧の毎日でしたが、
ある時ふと「あれ?周りの人はそんなにトマトを食べていない。自分だけ?!」と気づいたそうです。
その時から、「じゃあトマトについてもっと知るために勉強しよう」と研究に励み、今に至るというわけです。
トマト農家さんに取材したり、いろんな調査を集めたりすればするほど、トマトへの愛が深まっていって、「おいしい、うれしい、ヘルシー」と三拍子そろったトマトをもっともっと普及させたいと、「伝道師」の役割を担って日々ご活動されています。いろんな情報や研究成果は、
トマト赤デミーのHPやこれまでに出された著書に詳しいのですが「アグリのじかん」でもいろんなトマトリビア(トマトのトリビア)を
教えていただきました。
熱中症対策としては、生のままのトマトやトマトジュースを。生のトマトにはからだを冷やす効果があります。
だから、反対に、秋冬などは熱を入れて料理に使うのがおすすめです。洋食だけでなく、和食にも中華にもデザートにもトマトは「名わき役」。
ヨーロッパではトマトはスープの出汁代わり。うま味と甘みがあるので、トマトジュースをラーメンスープやみそ汁にプラスすれば、
美味しさアップ間違いなしです。どんな料理にでも「トマトッピング」!これ、覚えておきたいですね。
温めた方が老化の元になる活性酸素を撃退してくれるリコピンが2倍、3倍になるというのも嬉しい情報。
また、お子さんでトマトが苦手な方には、トマトジュースと牛乳を1:1で割った「トマトミルク」がおすすめです。
(いちごミルク風の味になるらしいのでお試しください)
毎日大きなトマトなら3個、プチトマトなら10個を一気に食べて、さらに1リットルのトマトジュースを飲むという唐沢さん。
40歳のときの肌年齢は18歳だったという美肌の持ち主でもあります。今日からみなさんもぜひ「トマトッピング」始めませんか?

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