第83回5月2日放送 ゲスト:紀州柑橘善兵衛農園七代目当主 井上信太郎さん②2021/05/09 07:00

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今朝のゲストは先週から引き続き、紀州柑橘善兵衛農園七代目当主の井上信太郎さん。和歌山県有田郡湯浅町とオンラインをつないでのご出演です。
江戸時代から続くみかん農家の七代目である信太郎さんは、大学の観光学部でグリーンツーリズムに出会い、卒業後は田辺市にある秋津野ガルテンに就職。2年間と期間を定めた農業研修でしっかり学んだ後に25歳で実家のみかん農園に帰り、就農します。
それから5年、来月からは信太郎さんがお父さんから農園の代表を受け継ぐことになっています。この5年間で飲食店との取引が増え、販路も拡大、収穫量も増えてきたので人を雇うことを考え始めた信太郎さんは、ご自身が代表になるのを機に、株式会社善兵衛をスタートさせます。個人事業主として6代目までやってきたことを「それが長く続けられた理由かもしれない」と感じつつ、「大事なところは残しながら変えていくところは変えていきたい」と決意しています。
2年間の研修時代に農作業のマッチングコーディネイトなども経験した信太郎さんは、地域の空き家をコミュニティハウスとして活用して学生さんの農作業体験をサポートしてきました。「日帰りでもいいからタイミングのいい時に気軽に来てもらって、農業の現場を知ってもらいたい。楽しく学んでもらいたい」という思いは、「吸収力のある学生時代の体験の価値」を知った、ご自身の経験に基づくものです。年間のべ100人が訪れるというコミュニティハウスですが、今後は場所を移してさらなる拡大を目指します。民宿をリノベーションして作った新しい場所の名前は「フラット」。海が見える場所なので、平らな水平線を意味するフラット、世代関係なく誰でも参加できるという意味でのフラット、そして、気軽に「ふらっと」立ち寄ってほしいという3つの意味が込められています。現在はコロナ禍の中で様子を見ながらの運営ですが、学生さんたちが滞在できる場所や地元の方たちと交流できるカフェやショップなどもあります。(「ふらっと行ってみたい!」と根本さん)
今後、有田の田村というエリアにおいて、地域の誇りとなるような農園にしていきたい、チャレンジの際にはいちばんに手を挙げたいという信太郎さん。全国の学生さんの訪問も大歓迎!インスタグラムやTwitterをフォローして、連絡してみてくださいね。

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