文化放送HPへ 番組審議会
  第337回文化放送番組審議会は、平成19年4月24日に行われ、議題として「浜美枝のいつかあなたと」を審議し、 各委員から次の様な意見が出されました。

○耳に心に非常に穏やかなトーンで、品があって、リラックスでき、知的な話も盛り込まれている非常 に良い番組だ。シャガールの絵が思い浮かばない人にはあの幻想的な画風を、きちんと伝えた方 がいい。ゲストの選び方という意味ではもうちょっと言葉豊かに話せる人の方が面白味がある。

○こんなに聴いている人を考えない番組があっていいのだろうか。この様な学芸員には、“普通の人 が分かる様に喋って下さい”と前もって言わないと、独りよがりの喋りがもろに出る。聴いている人へ 丁寧さ、親切さみたいなものを加え、浜さんののんびりした喋りを生かせば良い番組として残る。

○絵を言葉でイメージさせるには、自分でも納得しながら作りにくいものを作るという覚悟が必要。シャ ガールを宇都宮で実際に見た浜さんとキュレーターとの喋り口に違和感がある。ゲストが話がうま いか、話し合って何かを引き出そうという姿勢がないと、聴取者もついていけない。

○ラジオ中継が難しいゴルフ、料理、絵画の内2つを取り上げた割には、心配したほど聴きにくくなか ったのは、シャガールの人生を主に喋ったからだ。ユダヤ教を始め神や仏を絵画の対象として描い てはいけないという宗教が、美術館を持っているのは何故かという疑問に対しての説明を丁寧にし て欲しい。スタジオで米パンをかじってみるぐらいの臨場感というか臨物感が欲しい。

○自分の多才さをひけらかすところがなく、聞き役でぽつんぽつんと答えていくような所が浜さんの語 りのうまさというか、感じの良さだ。彼がユダヤ人で偶像崇拝の禁止から、鶏とか牛とか女性が変な 形で出てくるという事を初めて勉強させられた。

○落ち着いた話し方は、日曜の朝にふさわしいリズムとなっている。紹介が長くて、ゲストの第一声が なかなか聞けなかった。農政ジャーナリストとしての意見をもう少し聞かせて欲しい。お米のパンが 小麦アレルギーの方にどれほど望まれているかのフォローがあると、イメージがもっと広がる。

○浜さんの落ち着いた優しい声と、寺島アナの礼節を心得たトークが、日曜日の朝の、まだ寝ている 人もたくさんいる時間帯にぴったり当てはまっている。高齢社会を迎えて、従来のようなおふざけ路 線から落ち着いた上質な番組作りの時代が来ている。

○今回のシャガール展の構成が今までとどう違うのかがよく分からなかった。耳で聴く説明と活字で 読む説明とでは、耳で聴く方が想像が膨らんでいく。明らかに落ち着いた番組の時代に突入してい るので、浜さんのようなパーソナリティを生かして、長寿番組にして頂きたい。

○最初のシャガールの部分と、桃を食べる所と米パンのつながり具合が聴いていてすうっと流れてこ ない感じがした。語りの具合とか全体のトーンは確かに聴きやすいが、内容を考えていくと、何かう まくつながって、自然に流れ込んでこない印象が残った。

第337回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・寺尾睦男委員・白井勝也委員
四方洋委員・松尾羊一委員・弘兼憲史委員・松永真理委員・荒川洋治委員
文化放送番組審議会事務局

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