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  第340回文化放送番組審議会は、平成19年7月24日に行われ、議題として「笑顔でおは天!!」を審議し、各委員から次の様な意見が出されました。

○刻々と変わる株価やニュースの中で、一番コミュニケーションに役立つお天気コンテンツを気象予報士アナウンサーの帯番組にした狙いは良い。1週間のリズムで生きている私達には、2人の声の違いで週の前半か後半かを知るのも良いアプローチだ。お天気コンテンツはアナウンサーが蓄積すると、文化放送にとっても財産になる。

○早朝ニュースに前日録った報道部の録音を多く使っているのは、具体的な感触が分かって良い。俳句には気候や天候に関する季題や季語が多いので、川柳募集を俳句まで広げる手はある。関東一円のウエザーウォッチャーから電話で天気情報を送ってもらったり、運動会や遠足の中止放送も天気番組の1つのあり方だ。

○音楽を途中で切ったり、全体的に急ぎ過ぎてせわしなさ過ぎる。気圧配置の話や梅雨寒と蒸し暑さはどういう関係があるのか等を気象予報士として実感のある話が欲しい。世界の経済活動は気象を中心に回っているので、女性気象予報士の視点を入れて、ゆったりした感じでやっていくと良い。全国津々浦々から携帯で情報を入れるとか、ライブ感を出す様々な工夫を重ねていけばそれなりの個性は出る。

○伊藤さんは、コーナーが替わっても高いトーンの一本調子な感じが変わらないので聴き苦しい所がある。鈴木さんは、多少もたつきながらもその時々の自分の実感を入れているので自然に近いナチュラルな語りだ。気象予報士としての見方をもうちょっと前面に出して、読み上げ調子ではなく自由に話して欲しい。季節や天気をもう少し広がりのある形でとらえるコーナーがあると良い。

○どこから聴いても天気予報が入るので、天気が聴きたいなら朝早い時間は文化放送というイメージを植え付ける意味では大変良かった。2人とも滑舌が良く上品な感じがして、朝の爽やか番組にはぴったりで、お出掛け前にやわらいだ気分にさせてくれる。「お天気のはてな」のコーナーはいろいろな知識、雑学を教えてくれ、気象予報士ということなので信用できる。「健康百科」は説明が堅苦しくなく、学術的でもないのでとても分かりやすく聴けた。

○夫の出先地の天気を尋ねるFAXに返事をしたり、主婦からの朝焼け情報に対し"朝焼けは午後は雨になりやすい"等のコメントを付ける事が大事。「ゴルフ場天気予報」等、地域性を出した予報も1つの方向だ。川柳という形で募集したものがレベルが低すぎるので俳句、スローガン、標語でも、今の気持ちを5・7・5という格好で募集すると良い。旧暦だから5月になるという説明がないと、梅雨の事を五月雨(さつきあめ)と言う事が今の若い人達には分からない。

○朝起きての生活情報で一番大切なのは事件よりも天気だ。5・7・5でその時の感情や空気を表せるのは日本語の素晴らしさであり川柳の面白さだ。家庭の中に笑い声が聞こえないと言われている昨今"世界共通の言葉は笑顔です"という言葉はとてもいいフレーズだ。朝のこの時間は1日の予定を思考する時間で、テレビを目で追うと考える時間がなくなるのでラジオで聴いた方がいい。朝一番の爽やかな時間に凶悪な犯罪や強盗を報道するだけでなく、メディアは、善行を施した人達のニュースを取り上げていく方が良い。

○放送エリアが関東一円の割には東京の天気情報ばかりなのと、30分の間の天気コメントが全て同じだ。洗濯物を干したり着る物を考えるのに必要な、湿度を言って欲しい。「健康百科」は5日間同じテーマなので、頭でテーマを話してもらえると、その日初めて聴く方には親切だ。ハニカミ王子目当てにゴルフ場に足を運んだおばさん族に対して、してはいけないゴルフのエチケットを彼女の意見として述べて欲しかった。

○気象予報士はどういうもので、その資格はどの程度の競争で取れるものかが分かるともっと身近になる。アナウンサーという表現者としての感性や感覚や生理とかいうものの兼ね合いの中で面白さが出てくる。ラジオで癒されるとは思えないし、むしろ番組そのものの力で1日が明けていき、全体としてもっと爽やかになる。

第340回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・寺尾睦男委員・白井勝也委員
四方洋委員・松尾羊一委員・弘兼憲史委員・松永真理委員・荒川洋治委員
文化放送番組審議会事務局


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