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  第341回文化放送番組審議会は、平成19年9月25日に行われ、議題として「吉田照美 ソコダイジナトコ」を審議し、各委員から次の様な意見が出されました。

○この番組の「明るくて楽しい」というコンセプトは一貫している。コメンテーターと電話スピーカーの取り上げる話題がダブらない様に調節した方が良い。「通勤NOW」は通勤に関する話にして欲しい。枦山アナの「嘘つき!」という言葉は公共の電波で言って欲しくない。モンゴルの事を蒙古と呼ぶのは相応しくない。

○枦山さんのリアクションも良く二人のしゃべりは楽しく聞けた。吉田さんのパーソナリティーに番組の方が入ってしまっている感じがする。対象とするリスナーを自分の世代から少し下げる事も大事。全体としては楽しく聴けたが少し元気がない感じがするので、テンポというかリズムの工夫が必要。

○オープニングトークに自分の胆石の話をするか、ニュースから入るべきかは議論の分かれる所だ。ゲストの舟木さんが(放送の為に)朝早く起こされたみたいな事を言わしている所に、吉田さんのしゃべりが昼から朝に移行していない感じがする。昼のしゃべりの良さは認めつつ、朝の小気味よさみたいなものも欲しい。時報の後にニュースではなく、「ドクターたかよし」の寸劇から始まったのに違和感を感じた。

○原稿を読み間違えてもくったくのない枦山アナと吉田さんがほほえましいコンビネーションを作っている。不得手な分野については主張を持たない点が、うまくゲストに語らせて幸している。コメンテーターと電話スピーカーの組み合わせも良く、同じテーマを対極の立場から語らせているのも面白い。「声の残暑見舞い」は面白かった。騒がしい感じがするのはノリの良い交通情報のBGMが原因の一つではないか。

○吉田さんの語りのテンポをもう少し緩めないとうるさい感じがする。時報の後は語りから入るより音楽から入った方が良い。「オレ」を連発するのは快くない。高尾記者のニュースのコーナーは吉田さんは絡まない方が良い。「妊婦のたらい回し」について、佐々淳行さんが法律的には医師法違反ですと言い切っているのは良かった。番組名の「ソコダイジナトコ」にあたる「大事な所」がこの番組の中に見当たらない。

○朝の時間帯で幅広い階層を狙うのは難しい。TBSの森本さんが偉そうで嫌だという層を取ろうとするならもう少してこ入れが必要。枦山アナのニュースは一本調子で、しゃべると読むという事が理解出来ていない。番組全体的にメリハリと肝がないので補強が必要。「今何時何分です」という時刻告知が少ないので休日感を持ってしまう。日本在住外国人にアジアの人を入れてはどうか。

○文化放送は昔から1人称型パーソナリティがうまく育っている。50%の支持があれば良いという事で小俣雅子との名コンビ風をそのまま朝の番組帯にシフトして躁状態でやっているが、2時間近く聴くとちょっと辛い感じがする。報道部からのニュースを後半でも活かせると良い。枦山アナは、林家ペー・パー子のノリだけでなく「沈黙の雄弁」という事も学んで欲しい。

○プロが作ってる、プロが送っている印象で大変面白く、テンポ良く聴けた。吉田さんのオレ発言は気になる。枦山アナと吉田さんは微妙な距離感が保たれていてフレッシュに感じた。「高校三年生」の作曲者名は紹介しているのに作詞者について触れてないのは不満だ。時刻告知は確かに回数が少ない。

○朝の番組では、「楽しさを中心にして」よりも「今日1日突っ走れ」の方が生産的だ。若者向けに楽しさでわっと騒ぐ部分もあるが、後から考えると楽しさ中心ではない部分で吉田さんがつぶやいた事が最後に残っている感じがするので、朝の時間帯はリスナー対象をむしろ高年齢帯にシフトしても構わない。

第341回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・寺尾睦男委員・白井勝也委員
四方洋委員・松尾羊一委員・弘兼憲史委員・松永真理委員・荒川洋治委員
文化放送番組審議会事務局


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