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  第352回文化放送番組審議会は、平成20年10月28日に行われ、議題として「大村正樹のサイエンスキッズ」を審議し、各委員から次のような意見が出されました。

○ 企画意図が明確で企画者・出演者・スポンサーが同じ方向を向いている番組だ。大村さんの声も明るく子供の心を捉えており、ハイテンション過ぎず、CMも連呼型でないので落ち着いて聴けた。科学の先生が学校に出張する事で生徒達の目が開かれる事が多いので公開授業を増やして欲しい。日常に根差し、季節感を取り入れた科学企画も欲しい。

○ 全体に明るく聞き易く、大村さんのキャラクターも好感を持てた。サバがマグロを産むという話はとても面白いが随分難しい話だ。個別の素朴な疑問に答える進行は良いが、科学的な見方をどうするのかという話作りが必要。全体的には、子供のやり取りがあり、科学の面白さを教えてくれる、コンパクトだが元気のある良い番組だ。

○ 面白く、気持ち良く、聴いた後に得をした気分になった。サイエンスコーチャーの難しい内容の科学言葉を、タイミング良く大村さんが普通の言葉に置き換えてくれたお陰で気持ち良く聴けた。自己主張派ではないけれども大事なポイントは必ず抑え、声も良く自然体の秀れたレポーターだ。

○ タイトルもキッズとなっており狙っているのは子供層だが、実際に聴いているのは大人ではないか。子供達にもっと科学への興味を持たせたいという狙いも良いし、学習番組というのも少なくなっているのでラジオ番組でやるのは意味がある。サバがマグロを産むみたいな話は一般の人達には少し難しいので分かる様に丁寧に説明して欲しかった。

○ イラストや図を使えないラジオで科学を説明するという難題に挑戦している事には敬意を表する。日常の科学的な疑問点について専門家が答えるという形の方がより自然だ。遺伝の問題を子供に説明する時は、差別に繋がらない様に十分注意すべきだ。

○ 学校が終わってから夕食までの時間帯に、今はゲームをしている子供達をラジオ番組に向けさせたい。内容は大人もびっくりする様な高いレベルなので、果たしてこの番組は子供が聴く番組かなという疑問も残る。「いまさら聞けない大人の話」や「目から鱗話」の様な本を出版する事も検討してはどうか。

○ コンセプトや志とか番組に対する姿勢はとても良い。15分だと時間が短く慌しい感じがし、また解りにくさの原因にもなっている様な気がするので30分番組として再編成してみてはどうか。大村さんはややハイテンション過ぎて体操のお兄さん風で賑やかなのが気になる。番組としては非常によく出来ている。

○ 子供向けを装っているが、実は大人向けの番組かも知れない。2011年にラジオもデジタル化される時を迎えて、受信機を買ってもらえるかどうかがラジオの命運を決めるのでラジオ編成で子供向け対策を準備する事が必要だ。

○ 科学というのは対象が広いのでどこに絞るかという事も必要だ。子供も科学も世の中の重要な要素なのでそれに関連する番組をラジオで放送するのは大事な事だ。

第352回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。 
 黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・松尾羊一・四方洋・白井勝也
寺尾睦男・弘兼憲史・松永真理・荒川洋治の各委員(敬称略)

文化放送番組審議会事務局



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