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  6月23日に行われた第359回 文化放送番組審議会について御報告いたします。今回は、5月10日 日曜日の午後8時から9時放送の「ビッグサウンズスペシャル 武田鉄矢語りおろし 阿久悠 もうどうにもとまらない!」について審議致しました。
この番組は、「吉田照美 ソコダイジナコト」の中で放送されているベルト番組「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」をまとめ、再編集して放送したものです。内容は高澤秀次氏の著書 東洋経済新報社刊の『ヒットメーカーの寿命』を元に、武田氏の意見をいれて、昭和の時代と阿久氏のヒット曲誕生について語っています。

主な意見は以下のとおりです。
○ 講談調の語りと独特の切り口のファンで、今回も面白い視点が興味深かった。 阿久悠さんの賞賛だけでなく、マイナス面を語っているのも良い。 ただ、元ネタの本と、武田氏のオリジナリティとの区別が不明なのが気になる。

○ 作りも語りも、とにかく上手い。歌謡曲の裏の世界を見せてくれる。
集団から個人への、音楽の聴かれ方の推移についての話も高く評価したい。

○ 批評のおもしろさを知った。優れた編集力が番組に数倍の価値を生む。こうして、アンコール放送やベルトをまとめて放送してくれると、アクセスしやすくなる。番組への、たくさんの出口・入口を示してほしい。

○ はやり歌はラジオとともに来た。大衆に歌を届ける使命がラジオにはある。 連載小説を単行本として出版するように、ラジオにもこうした試みはもっとあって良い。

○ 文句無く面白い。武田鉄矢さん、阿久悠さん、文化放送を見直した。選曲も素晴らしかった。

○ 面白く聴けたが、元になっている本の引用と、自身のオリジナルな意見との区別をはっきりさせたい。

○ 連載モノを一本化することで、新たな物語性が生まれる。水谷アナのアシスタントが、武田節の効果を上げている。

○ 武田氏は現代の講釈師だ。解釈が強引なところがあるが、話術が楽しいのでそれも許せる。

○ 時系列で紹介され、わかりやすい。まとめて、ゆっくり聴けるので、これから
の番組作りに、こういう形を取り入れていってほしい。密度が濃すぎた嫌いもあるが、テーマは明確になった。

9人の委員が以上のような意見を述べました。これからも、こうしたベルト番組をまとめてお聴きいただくなどのアンコ−ル放送を考えて参りたいと思います。

   第359回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長
・白井勝也・寺尾睦男・弘兼憲・松永真理
レポート提出は、松尾羊一・四方洋・荒川洋治の各委員
(敬称略)

参考文献:高澤秀次著『ヒットメーカーの寿命』東洋経済新報社)

文化放送番組審議会事務局






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