文化放送HPへ 番組審議会
  7月28日に行われた第360回 文化放送番組審議会について御報告いたします。今回は、毎週 水曜日の午後9時30分から10時放送の「ラジオ『赤めだか』立川談春青春記」について審議致しました。
落語ブームを牽引する立川談春師匠の自伝的エッセー『赤めだか』を著者自らが朗読し、本では伝えきれない想いや当時の気持ちを語ってもらう番組です。

おもな意見は以下の通りです。

○ 最初はあっさりしすぎだと感じたが、再度聴いてみると派手な演出や小細工が無く、これまでに無かった新しい試みの番組として好感がもてた。余韻の残る良い番組だ。

○ 既に作られてしまっている文章を読むため、最初は聴きづらく退屈だ。馴染んでくる中盤からは聴きやすくなる。自作品の朗読は客観性がないので中味が伝わりにくく、話が内輪になる。ひとつの試みとしては良い番組で、工夫を重ねていくと更に良くなるだろう。せっかく本人が読んでいるのだから多少のデフォルメや省略、補足があったほうが良いと思う。

○ そこに書けなかったことを話すとか、落語的なオチを付けるなどしないと本を淡々と読むだけでは物足りない。一人の人に寄りかかった作品は多いが、ファン以外の人も聴けるものでなくてはならない。

○ 芸談としてありそうで無かった番組だ。週に1本だけで他はヤング番組
という編成はいかがなものか。リピート放送しても良いのではないか。

○ 師匠が弟子を育てるという教育番組として聴いた。本では難しくかかれている
部分をラジオでは噛み砕いて伝えなくてはいけない。

○ 本を紹介する番組はどういう形であれ良い試みだが、そのまま朗読と
いうのはむずかしい。字で見れば判る事も音になると判りづらい。談春、
談秋など声色を変えるなどして工夫したい。

○ 作者自らが読む難しさはあるが、技術賞を上げたい。効果音やBGMのタイミングや選曲も良い。予告が入るので、次回も聴いてみたくなる。
  
○ 楽しく満足して聴いた。エッセーそのものも優れているが、アシスタントや
BGM、効果音の入り方などの構成が良い。

○ 良くも悪くも、自作を朗読する所に中心がある。自作を読むという
ためらい、恥じらいのスリリングな部分が面白かった。

9人の委員が以上のような意見を述べました。
番組審議委員の意見を参考に、今後もこうした新しい形の番組にチャレンジして
参りたいと思います。

番組審議会、8月は休会で、次回は9月の開催となります。

   第360回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。 
   黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・松尾羊一・四方洋・白井勝也
寺尾睦男・弘兼憲史・松永真理・荒川洋治の各委員
(敬称略)

平成21年8月14日
文化放送番組審議会事務局






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