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平成22年2月23日に行われた第365回 文化放送番組審議会について御報告いたします。

今回は、毎週日曜日の午前8時00分から8時30分放送の「文化放送 高齢社会を、 今こそ考える 木内みどりの『満足生活』」について審議致しました。
高齢の日々を明るく元気に過ごすためにはどうすればいいのか、毎回のゲストと聴取者と一緒に考えて行こうという番組です。 おもな意見は以下の通りです。

◇ ゲストの親という個人から展開を広げたい。エピソードを元に、人間の繋がりを広い視点で引き取って、聴き手が考えられる番組が望ましい。お便り紹介は生きた言葉が聴けるのに、読みっ放しでフォローも着地点もない。テーマを常に意識して、そこから離れないように番組を進めると良いだろう。

◇ タイトルから狙いが伝わってこない。木内みどりさんが自分のことや意見を言わないのでアナウンサーとの役割分担が明解ではない。もっと発言して内容に入り込めば、じっくり聴ける番組になる。ゲストの「家族調書」から老境への入り方のヒントを掴めたら、この番組は成功だと思う。

◇  内容に社会的発言が全く無いし、タイトルとパーソナリティがミスマッチだ。
日曜日の朝からいきなり『高齢社会を、今こそ考える』と大上段に振りかざされると、引いてしまう。木内さん自身の視点がないので、事例紹介に終わって話が深まっていかない。いろいろアプローチできる番組だし、スポンサーもつきやすいと思う。
◇ 時機に適った、タイムリーな番組だ。ゲストトークに終始する中でかかる音楽
がアクセントになって良い。一方、ゲストが女性の場合、女性3人のクロストークで判りにくい上、井戸端会議的になる恐れがある。「介護を明るく捉える」というコンセプトで作っていけば良い番組になると思う。

◇ ラジオならではの番組だ介護の事ばかりでなく、もっとユーモラスな世界を出したほうが良い。こども向けの裏番組に対して、こちらは「全国老人相談室」のようにして、高齢者から色んなエピソードを集めたりしても面白い。

◇ 普通のトークだけで奥行きがなく単調だ。コーナーを設けて、例えば「老後とお金」「老人の独り暮らしに役立つグッズ」等というように役立つ内容を持たせたい。あらゆる年齢層、家族全体に広がる視点を持たないと、番組が孤立してしまう。

◇ 日曜日の朝の番組は楽しい方がいい。「老い」や「介護」だけでなく、高齢者が、人生の節目で得た様々なカードをエンターテインメントとして出していくなら、若い人も聴ける番組になる。

◇ もっと、木内さんの意見や感想が聴きたい。また一般の人達の深い話、為になる話、役立つ話を取り上げれば、タイトルに見合って、より身近に感じて聴く事が出来るのではないか。

◇ 誰に聴かせる番組なのか。介護する側だけで、される側が置き去りにされている。 「満足生活」という意味もよくわからない。確実に衰えていく日々をどう捉えるかという事のヒントや刺激を与えてもらえるような番組だと良い。テーマ自体はとても大事で是非取り上げ続けて欲しい。

 

  第365回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・松尾羊一・四方洋(レポート)・
白井勝也・寺尾睦男・弘兼憲史・松永真理・荒川洋治の各委員(敬称略)

平成22年3月17日
文化放送番組審議会事務局


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