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9月27日に行われた第381回 文化放送番組審議会についてご報告いたします。
今回は 先月9月1日(木)午前11時から12時放送の2011防災の日スペシャル「あの日から半年〜3.11に学んだこと」について審議致しました。
 「くにまるJAPAN」でも震災特集を放送し、その間に挟んでの38局同時ネットの特番です。パーソナリティは野村邦丸、ゲストに防災・危機管理アドバイザーの
山村武彦さん、気仙沼での仕事中に被災したタレントのサンドウィッチマンのお二人を迎えて、防災意識、備え、そして人とのつながりの大切さを考えました。
主な意見は以下のとおりです。

○ 地域に密着したラジオならではの力を改めて感じた。情報源、伝言板、声・つながり・絆の大切な役割を認識できた有意義な放送だ。さらに有事ではない日常のラジオも 考えて行きたい。内容に添ったCMは大変良かったが、JAの人が出てきたインフォマーシャルは番組の有意性が保険のPRに変わってしまった感がある。

○ 批評が出来る種類の番組ではない。教訓をどう生かすか、どう対処するかに軸足を置いた今後の対策が大切だ。メディアの使命としてこういう番組は続けたい。これだけの番組をJA共済の1社で提供するのは大変なことでスポンサーも力が入っていたのだろう。聴き様によってはCMも内容に合っていて良かったと思う。

○ 今回の大震災から学んだのは「ラジオを聴け」と言うことだと受け止めた。
震災発生時の安全情報だけでなく、震災後も被災者に寄り添って安心を与える
地域に根付いたメディアだと言うことをPRしたい。

○ 具体的な教訓を期待したが、内面的な内容でタイトルと違和感があった。シュミレーションドラマなどで、災害への備えの気持ちを植えつける事も必要だ。また自己中心的にならざるを得ない情況下での絆・助け合いの矛盾点を深く追求したい。

○ 想像力に訴える事実を丁寧に掘り下げて、イメージがよく伝わった。避難の際の注意点はとても良かった。車社会など環境の変化に伴う現代ならではのアドバイスを詳しく伝えて欲しい。

○ 言葉がこんなに強く訴えることを再認識した。ラジオの言葉は活字と映像の間にあって、イメージに動きがある。「いつもの声であなたの傍に居る」という事こそ、ラジオの力や性質と結びついていると思う。良い番組だった。

○ 38局ネットのため総花的にバランスよくまとめたが、地域によって欲しい情報が異なってくると思う。文化放送だけの特番を追加してもよい。これだけ、ラジオの重要性が明らかになっている今、ラジオのデジタル化が望まれる。

○ 良質の番組だ。何を学んだかという答えはリスナーにゆだねられた気がする。帰宅困難者の問題なども今後、取り入れて欲しい。災害の記憶を風化させないためにも、こうした番組を繰り返して放送してもらいたい。

○ 非日常と日常をどうつなげていくのかが印象深かった。地震・津波に限定して、扱ったが、やはり原発の課題は残っている。都市での災害対策などにも問題を提起した、広がりのある番組だと思う。

9人の委員が以上のように述べました。

何が必要とされる情報かを見極め、常に情況に添った放送でリスナーの皆様に安全情報と安心情報をお届け出来ますよう、今後も努力を続けてまいります。

第381回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・松尾羊一・四方洋・白井勝也・
寺尾睦男・弘兼憲史・松永真理・荒川洋治の各委員。(敬称略)

平成23年10月13日
文化放送番組審議会事務局

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