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4月24日に行われた第387回 文化放送番組審議会について御報告いたします。
今回は、この3月11日(日)正午から午後1時放送の『文化放送報道スペシャル 
日常が失われた日〜3.11被災地メディアの戦い』を議題に取り上げました。
被災地のメディアは、あの震災にどう立ち向かったのか、新聞、コミュニティFM、ラジオ、テレビのそれぞれの記者やアナウンサーに取材をしたものです。
では、主な意見をご紹介しましょう。

○ よく出来た番組だ。阪神淡路大震災時、地域での報道の温度差が問題になったが、被災地のメディアはその役割が難しい。テレビネットワークの弊害も問題だ。
最後に取材した文化放送報道の現場担当が纏めても良かった。

○ あれから1年も経っているのだから、災害報道の問題点や反省だけでなく、改善への具体的な結果や進展具合、姿勢を示して欲しかった。消化不良のまま、終わってしまったような気がする。

○ 災害時のメディアの役割が判かり、また教訓も得られた。安心情報か、今現実に起こっている情報か、また不確実でも迅速な報道か、あるいは遅くはなるが事実を確認してからの情報か。そんな選択が難しい。

○ 報道の使命の前にまず、自身の家族の安否確認ということを聞いて当然だと 納得した。地域報道の弱さ、行政頼みの地方局の問題も出ていて、良い指摘をした番組だ。

○ 地元の人たちの隣にいる大切さ、人の命を救う言葉、など考えさせられた。
構成が見事で、正直で真摯なメディアの姿勢を高く評価する。番組に携わったスタッフ全ての名前を最後に出したことにも、人とのつながりを感じた。

○ ブレないリーダーの存在が必要だと感じた。構成がやや平面的だが、風化させないためにも続けて行く姿勢を評価する。地方のひたむきさに、我々も学ばなければいけない。

○ 緊迫感のある作りだ。日本は大きな災害や出来事を記憶に頼って、記録を あまり残さない。写真、文書など、一元化して記録に残して行く必要性をつくづく感じた。

○ 委員たちの密度の濃い発言は、この番組の評価に値するものだ。
パーソナルなドラマを含み、人間の姿が浮かび上がってくる倫理的な番組だ。

○ 県単位、系列局単位の報道範囲を廃して、個々の需要にあった報道をしていくべきだ。次につなぐ具体的な対応、対策が語られず残念だ。この機に災害報道を考え直したい。

9人の委員が以上のような意見を述べました。

文化放送も地域に密着した報道体制を常に考え、毎月11日を文化放送「防災の日」として、災害について皆様と一緒に考えてまいります。

第387回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・松尾羊一・四方洋・白井勝也
・寺尾睦男(レポート)・弘兼憲史・松永真理・荒川洋治の各委員

平成24年5月14日 文化放送番組審議会事務局

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