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6月26日に行われた第389回文化放送番組審議会について御報告いたします。
議題には、毎週・土曜日午後3時から5時放送の「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛(パッション)」を取り上げました。1997年の放送開始から16年目の今年4月に、2時間の生ワイド番組に衣替えしました。屈指の喋り手二人が、毎回定めるテーマや時事ネタで、こだわりのトークを繰り広げます。

委員の意見の概要です。

○それ程時事ネタを扱っている訳でもなく、メールやファックスも“今”である必要 が無いものばかりで、生放送の必要性が今回に関しては余り感じられない。
テーマは広がりがあり面白く笑えるものを選びたい。ラジオだからこそ、この年齢でしか話せない話や、75歳の本音を聴かせて欲しい。

○ニュースは事実が連なっている訳で、「あれはおかしいよ」というような評価は非常にしにくい。過去のニュースを今の話に切り替えるためには、何かもっと話し方があるのではないか。全体的には取り立てて面白いところはない。

○吉田さんのコメントはラジオの原点で、単純明快な発言が良い。伊東さんは薀蓄があり過ぎて話題が逸れてしまい、特にニュースについては片や単純な怒り、片や薀蓄に傾くので、やや不揃いの感じがした。
築き上げられた歴史・伝統に付いてきている非常に良いリスナーが寄り添って、番組を支えてくれている。

○大ファンでずっと聴いているが、2時間番組になって、間延びして切れがなくなり、「熱愛」のパワーが緩くなった気がする。
2人の思考のスタンスが根本的に違うところが面白いのだが、やはり伊東さんの薀蓄に尽きる。頭の柔かさにも脱帽で、大変ためになる番組だ。

○それぞれの親父トークの幅がより広がった。番組は“こだわり”と“好奇心”と“脱線”という3つの要素で進行するが、コーナーに縛られない自由な演出を評価する。 クロストーク気味な脱線トークで聴き辛さはあるが、こだわりの枝葉が広がり楽しい。長い芸歴や人間関係に裏打ちされた批判だけに傾聴するものがある。

○伊東さんの無駄の無いリズミカルな話術で最後まで間延びせず飽きさせない。コントで鍛え抜かれた“技”が随所で光っている。
1週間のニュースのピックアップも口という字に2画加えてできる漢字と同様、脳トレになり、記憶を呼び覚まし想像力を広げられるラジオらしい番組に仕上がっている。

○言葉にこだわるならば、何がどうなっているのかという筋道を示して、もっと深くこだわって欲しい。親父と爺の間はかなり微妙で、そのニュアンスがもう少し出てきても良いのではないか。

○生放送になり、二人の個性や良さが前面に押し出され、グンと面白くなった。 リスナーからのリアクションもすぐに活かせるため、生放送の意味は大きい。こだわり親父たちの上質な笑いの番組に今後も期待したい。

第389回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長(レポート)・松尾羊一(レポート)・四方洋
白井勝也・寺尾睦男・弘兼憲史・松永真理(レポート)各委員   (敬称略)

平成24年6月26日 文化放送番組審議会事務局

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