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第394回文化放送番組審議会は、平成25年1月22日に新年懇談会をかねて放送に関連した講演を中心に行われ、今回は松尾羊一委員が講演されました。
「これからのラジオの現場とは?」というテーマで、その日の松尾氏のスケジュールと放送を絡めての話の後、これからの番組作りについて話されました。その講演の概要です。

講演 「これからのラジオの現場とは?」   松尾 羊一 委員

○ 私の今日1日は大変忙しくて、まず大島渚監督の葬儀に行きました。
私は1966年に文化放送で「キャスター」という番組を担当しました。手塚治虫、寺山修二、岡本太郎ほか、第一線で活躍する人たちが日替わりでキャスターを務め、その木曜日のキャスターが大島監督でした。彼は強面だと言われますが、付き合ってみるとそういう事は無く、ラジオ放送の中に入ってくれました。私も非常に良い勉強になりました。

その次に、「放送人の会」の会報の発送作業の手伝いに行きました。
「放送人の会」というのはラジオ、テレビの草創期を支えた人達が定年後、また独立して仕事をしている人達などが350人位集まって、今のテレビ・ラジオに対して、ものを言う必要があるだろうという事で始まって、もう10年経ちます。

そのあと、毎日芸術賞の授賞式に出てきました。今回、テレビマンユニオンという組織が賞を獲りました。ものづくりの中で、ベンチャー企業としてスタートし、番組を沢山作っているという実績が評価されたんだと思います。

今後のラジオについてですが、ブロードキャストからブロードバンドの時代に入り、大企業とか中小企業とか系列といった関係は、もはや無いと思ったんです。つまりベンチャー化していかないといけない。

これからは文化のハブ化という時代が来るんじゃないか。ラジオにしろテレビにしろ2次、3次加工みたいなところで真価が問われる。要するにコンテンツだと思う。それをいかに職人がコツコツ作っていくか。また、他の分野とどういう形でコラボ出来るか。

これからは縦・横の繋がりを以って初期の頃のようなコンテンツを中心とした、もの作りをしていく必要がある。それは担当社員だけでなく契約であろうと社内の別の分野の者であろうと良い。いくつかの分野が一緒になってハブ化していくところに、ラジオ局の身軽さと面白さがあるんじゃないかと思います。

以上、松尾羊一委員の講演の概要でした。

文化放送番組審議会の委員は、
作家の黒井千次氏、コーディネーター加藤タキ氏、
放送評論家・松尾羊一氏、ジャーナリスト・四方洋氏、
小学館役員・白井勝也氏、ACジャパン役員・寺尾睦男氏、
漫画家・弘兼憲史氏、バンダイ役員・松永真理氏、詩人の荒川洋治氏の
以上9名です。


平成25年2月15日 文化放送番組審議会事務局

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