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3月25日に行われた第406回 文化放送番組審議会について御報告いたします。 
議題には、今年の2月7日金曜日、午後7時から8時に放送致しました「文化放送 
フライデープレミアム シリーズ・被災地の真実『東日本大震災〜心の二次災害』」
を取り上げました。
震災後の問題や現状を伝えていくため、報道セクションがシリーズで制作し、4作目の番組となります。今回は震災の恐怖体験と震災後の復興格差がもたらした、こころの被害を追いました。
では、8人の委員の主な意見を御紹介しましょう。

○問題の見通しの方向性が示されずに、最後を行政への不満で結んでいる。これも概念的でなく具体的に提示したほうがよい。
全体的には取材が細やかで深い。真摯な番組なので、是非続けてほしい。

○取材者とナレーションの視点が曖昧で、よくわからない。ラストでどうすればいいのかを示さないので物足りない。取材対象者をもっと絞ってもよかったかもしれない。

○現場の生の声を伝えることはメディアの第一義で、基本はとても良い。だが、行政側の頑張りや取組みの取材がなく、一方的に不満・批判だけをあげている気がする。

○取材対象者をよく探り当てたことに感心するが、フラット化という言葉にいろいろな要因を結びつけるより、事例を淡々と取材し紹介するだけで良かったと思う。

○今後どうするかに触れていなかったし、行政の力と皆の支えが必要という、ありがちな結論が残念だ。しかし、現状の目に見えない問題点を聞かせてくれ、こうした問題に取り組んでゆく姿勢はとても良い。

○心の中の災害という狙いは評価するが、報道番組というと難しい言葉を使いがちで、何を言っているのかわからない。易しい言葉で具体的に伝えたい。

○私自身は、わかりやすく良かった。無口な東北の人たちに、これだけ語らせたことにも感心した。こうした取材や番組制作を続けてきたことと、続けることを評価したい。いろいろなことを考えながら聴けて、耳だけで捉えて想像していくラジオの力を再認識した。

○いつもとは違ったタイプの審議となって、それこそがこの番組の本質だと感じた。また番組を聴いたことで、災害や行政などいろいろ考えさせられた。

8人の委員が以上のようにのべました。

番組の取り組み自体は非常に高い評価を得ました。
震災の記憶を風化させないために、また被災地の今を伝えるために、
そして何らかの教訓が得られればと、今後も、このシリーズの取材と番組を
続けてまいります。

第406回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。 
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・白井勝也・寺尾睦男・弘兼憲史・松永真理・荒川洋治・福本容子の各委員(敬称略)                   

( 発言はこの順番ではありません ) 

平成26年 4月20日
文化放送番組審議会事務局

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