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 3月24日に行われた第416回 文化放送番組審議会について御報告いたします。

 ナイターオフの期間中毎週水曜日の夜、午後7時から8時に「ウェンズデープレミアム」として、さまざまな特別番組を放送しています。
昨年の12月3日のこの枠では、10月に開催した落語とピアノのコラボレーション「らくご組曲」という落語コンサートの演目に、スタジオ録音を加えて放送しました。
その「文化放送ウェンズデープレミアム 桂春蝶・西村由紀江のらくご組曲」が今回の議題です。

 では、8人の委員の主な意見を御紹介しましょう。

○ 説明が長く本編までに放送時間の半分近くかかった。構成を考えたほうが良い。
落語というより、一人劇プラスピアノの組み合わせで、良し悪しではなく好き嫌いで評価が分かれるだろう。今回のようなピアノがテーマのストーリーでなくてもコラボは可能なのか、今後に広がるような話がほしかった。

○ こうしたチャレンジは良いが、今回はこのコラボが「作品」としては物足りなく感じた。落語も西村さんのピアノも大好きなので楽しみに聴いたが、ストーリーは薄く、落語の笑いもない。ピアノは伴奏に終わってしまい残念だ。イベントをリスナーが楽しめる「番組」として仕立て直す工夫が必要だ。

○ 冒頭の枕は、何が言いたかったのかよくわからないうえに長すぎる。本編でのピアノの使われ方は少し違うのではないかと思わされたが、パフォーマンスはホロリとさせられながら笑わせる内容で楽しめた。

○ 落語というよりは、講談を聴いているようだった。イベントでは、観客は所作や動きが見えるが、音だけのラジオのリスナーに楽しめる創りになっていない。もっと笑わせ、もっとピアノを聞かせてほしい。

○ 番組やコラボを肯定的なコメントばかりで説明して、自画自賛に終始してしまった。新作落語ではなく、古典落語をピアノと組み合わせるほうが良い。聴いている人の反応を深いところまで考えて、演出を工夫し十分に準備してかからないと難しい。

○ 個人的には本編のほうが退屈で長く感じた。ピアノに絡めた新作落語で、会場の拍手や笑い声がほとんど聞こえてこない。こうしたチャレンジ枠の設定は評価するが、もっと練り上げないと番組としての成立は難しい。

○ 「始まり〜」と言ってなかなか本編が始まらない。本来の古典落語とピアノのコラボを聴いてみたかった。会場の拍手が最後には大きくなったので、イベント自体は成功したのだろう。こうした、試みは大いに評価したい。

○ コラボになっていない不満が残る。異なった媒体が説明に使われるだけにとどまってしまった。化合物などにならずに、混合物のまま、異質のままぶつかり合ってこそ、新しいものが生まれると思う。

 委員の意見の概要でした。
 文化放送番組審議会の委員は以下の方々です。
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・白井勝也氏・寺尾睦男氏・弘兼憲史氏・松永真理氏・荒川洋治氏・福本容子氏の8名です。(発言はこの順番ではありません。)

平成27年4月17日
文化放送番組審議会

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