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 4月28日に行われた第417回 文化放送番組審議会について御報告いたします。
議題には、ナイターオフ期間の毎週水曜日午後7時〜8時に特別番組で編成する「ウェンズデープレミアム」の12月10日放送分「文化放送ウェンズデープレミアムスタア伝説・永遠の高倉健」を取り上げました。
昨年11月10日に亡くなった高倉健さんの俳優人生を、娯楽映画研究家の佐藤利明さんの解説と、山田洋二監督や映画共演者のインタビューで構成しています。

 では、委員の主な意見を御紹介しましょう。

○ 構成が良く、ゆっくりしみじみと健さんというスターを堪能することが出来た。
インタビューは内容が濃く面白い。QRの昔のラジオドラマ「宮本武蔵」は、映画を観るように画像が浮かんできて、ラジオドラマの良さを再確認した。
ただ、エンディングは「テネシーワルツ」の歌で終われば余韻が残ってよかったのではないか。

○ 佐藤利明さんの語りが良く、健さんの映画を観たことのない私でさえ、それぞれの情景が浮かんでくる。江利チエミさんとのエピソードも素晴らしく「テネシーワルツ」をしみじみと聴くことが出来た。

○ 構成もテンポも良くラジオに適した番組だ。インタビューの中に意外性のある若い人を1人入れれば、より立体的になったのではないか。
以前、若い女性リスナーを増やしたいと言っていたが、この番組の出演者は倍賞千恵子さん以外はすべて男性なので、今後はそのあたりを考えてほしい。

○ 健さんの魅力そのものに力があるが、さらにいろいろな人達の談話を交えて立体化していく番組で、構成が非常に良かった。全体に制作者の意識が内容と深くつながっていて、佐藤さんの進行も素晴らしい。江利チエミさんの歌の素晴らしさも再認識でき、じっくり聞ける良い番組だった。

○ 去年の全ラジオ番組ベスト10に入る様な秀作だ。佐藤さんの淡々とした語りの説得力、好奇心いっぱいでリスナー目線の吉田照美さんとで、判り易く進行している。聴き終ったとき拍手をしたほどだ。是非、再放送して、一人でも多くの人に聴いてほしい。

○ 文化放送のアーカイブスのラジオドラマで中村錦之助さんの宮本武蔵と、健さんの佐々木小次郎の抜粋は映像が浮かび、是非全編を聴いてみたいと思った。欲を言えば、健さんのベースと時代を作った任侠映画の東映時代も取り上げて欲しかった。

○ 漠然とスターの存在感が伝わってきたが、あまりに神格化しすぎて、健さんの人間的な部分は伝わってこなかった。
今回、この放送を通してラジオを裏の方から見る感じがして、ラジオの存在感を感じることが出来て新鮮であった。厚みのある番組で印象に残る。

 委員の意見の概要でした。

長い間、番組審議委員長をお務めいただいた黒井千次氏が、今回を以て退任され、黒井委員長から「番組の審議だけに留まらず、非常に勉強になる文化的な会議でした。」との御挨拶がありました。

 第417回文化放送番組審議会の出席委員は以下の方々です。 
黒井千次委員長・加藤タキ副委員長・弘兼憲史氏・松永真理氏・荒川洋治氏・福本容子氏で、白井勝也氏はレポート提出でした。
(発言はこの順番ではありません)

平成27年5月17日
文化放送番組審議会事務局

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