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5月26日に行われた第418回文化放送番組審議会についての御報告です。
議題には、今年の3月21日春分の日の午後1時から2時55分放送の「再発見!文化放送開局記念特別番組 武田鉄矢 出張出前おろし〜龍馬外伝〜」を、とりあげました。
「今朝の三枚おろし」でお馴染みの武田節(ぶし)で、経済人としての坂本龍馬の魅力に迫ります。この2月に50名のリスナーを御招待して、文化放送メディアプラスホールで公開録音したものを編集して放送しました。

では、審議委員の意見の概要です。

 

◇ 開局記念の特別企画に相応しい。経済という切り口で龍馬を捉え、世界史的なものも入れて、興味深く聴けた。
司馬遼太郎説なのか武田説なのかが分からないので、「武田鉄矢の龍馬外伝」としたほうが、武田さんが研究した話だと分かる。
講談師の朗読の没入感が、こちらの集中力を切ってしまうので、武田さんの朗読で良かったのではないか。

◇ これまで聴いた番組の中で、今回がダントツで面白かった。惹き付ける語り、パッション、面白い視点で非常にスケールが大きい。インタビューも立体的でエンターテインメントとしてある種のロマンもあり、まさに発見だ。
こうした歴史を質の高い人が扱い、エンターテインメント風に加工して聴かせるというのは、ラジオの得意芸として使っていけるのではないか。

◇ 情熱的な語りで知的な興味の膨らませ方が伝わってくる、楽しく有意義な番組だ。
一般的な龍馬像を前置きすると、もっとわかりやすくなったのではないか。熱さを冷ます役割にインタビューや朗読を入れる構成は、非常に良かった。ただ、龍馬の後姿を見るだけではなく、そこから得られるものを幾つか数え上げてほしかった。

◇ 経済人・龍馬に絞り、従来とは違った視点が1本通っている。これまで司馬さんの『竜馬がゆく』に集約されてきたので、発見された資料によって研究が進み、また新たな像が浮かび上がるかもしれない。武田さんの熱い思いと、龍馬の駆け抜けた時代とが、上手く重なり合っている。
朗読をアナウンサーか武田さんがすれば、何も言う事の無い、熱い思いが詰まった番組になったと思う。

◇ 間の取り方、強弱の付け方、自分で調べて真剣に番組に臨んでいる姿勢の熱さが伝わってくるのが、好評の一番の要因だと思う。全てが面白く、興味深く、楽しく聴いた。朗読は悪くはないが、流れが途切れてしまう。
武田さんをもっと活用して、いろんな視点から押し付けがましくならないように、彼のワクワク感でリスナーを引っ張っていっていただきたい。

◇ 史実と経済問題を絡める巧みで立体的な構成で、楽しく聴く事が出来た。
少し小難しくなると笑いを取り、説明的になると「皆さん、びっくりしないで下さいね」とか「もうお分かりですね」といったワンクッションを入れて話のテンポを持っていく武田さんの話術は、人を説得する力を持っている。武田節(ぶし)健在の2時間だった。

今回1名欠席のため、6名の委員の意見となりました。

今回の審議会より、委員長に弘兼憲史氏が就任されました。
文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史氏、副委員長・加藤タキ氏、委員・白井勝也氏、寺尾睦男氏、松永真理氏、荒川洋治氏、福本容子氏の7名です。

平成27年6月21日
文化放送番組審議会事務局

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