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 6月23日に行われた第419回文化放送番組審議会について御報告いたします。
議題には、今年の4月から始まりました毎週土曜日の午前11時から午後1時放送の生ワイド「なかじましんや 土曜の穴」をとりあげました。
CMクリエイターとして傑作CMを数多く作られている中島信也さんが、土曜日のお昼に送る、ゆったりとした大人向けの番組です。ゲストコーナー「しんやの部屋」のゲストに女優の宮沢りえさんをお迎えした5月16日の放送分を試聴してもらいました。

委員の意見概要です。

 

◇ 穏やかで柔らかな語り口で、聴いていて心地よい。指摘は鋭いが、表現は柔らかみがある。全体に彼のテンポが貫かれていて、とても心地よく聴ける番組だ。
ただ、自分の仕事の部分は、もう少し分かりやすく具体的に話してほしかった。
また、コーナーのいくつかは番組の中に溶け切れないような気がする。
中島さんの語りの中に、番組が包まれている感じで非常に聴きやすいので、コーナーを工夫すると、より良いものになるのではないか。

◇ 関西弁が入ったゆったりした語り口、大人をターゲットにした内容で非常に聴きやすい。ラジオとしての特性を生かしたコーナーをさらりとこなして程よい。
ゲストがリラックスして喋り、中島さんが一歩引いた感じだが、言うべき事はゲストにキチっと言うところも魅力だ。
中島さんの人脈で話題性のあるゲストを次々に呼んで、このゲストコーナーが充実していけば1つの呼び物になると思う。

◇ 土曜日のお昼時なのでこれでいいのかもしれないが、何となく始まり何となく終わっていったという、あまり印象の残らない番組だ。
「妄想五・七・五」は、リスナーと番組を結ぶ仕掛けなのか、意味がよくわからない。
消化不良や深みに欠けた部分が多く、新発見や意外性がなく、スーッと終ってしまった。
撮影におけるカメラ、照明、美術のチームワークについての部分が一番面白かった。

◇ ソフトな語り口で遠い記憶が呼び覚まされ、懐かしさを感じながら心身ともにほぐれていく、そんな土曜の昼下がりとなった。
しっとりした会話でゲストの魅力も存分に伝わってきたし、リスナーからのお便りに、中島ワールドの面白く優しく温かいトーンが見事に表現されていたと思う。
強いて改良点をあげるなら、コーナー番組のトーンを、番組全体の目指す「大人のラジオ」に合わせたい。
中島さんのギターをつま弾きながらのトークライブを開催すれば、ラジオファンを若い層にも広げられると思う。

◇ 全体に面白く、彼をメインパーソナリティとして起用したことに拍手をしたい。「明るく仲良く気持ちよく」という彼のテーマを守って楽しんで放送しているのが、聴いていて伝わってきた。残念なのは、彼がメインで出ていないプレゼンのところで何か違和感がある。
若い人に迎合しないで、飽くまでも中島ワールドで引っ張っていってほしい。
アシスタントの小尾さんは自然体で感じがよく、これから更に広がりや深みも出てくると思う。

◇ 面白く、大人の聴ける番組だ。
非常に説得力があり、ゆったりしたトークで、ラジオにそれが生きている。お茶目で品性もあり、大人は絶対面白いと思うはずだ。ゲストコーナーは、その人となりがよく分かるし冗漫にならず、信也さんの話術でもっと聴きたくなる。プロの現場を垣間見る事が出来るコーナーもよい。
ただ、番組のテンポに合わないコーナーの「かまびすしさ」や「はしゃぎ過ぎ」の部分は気になる。

文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史氏、副委員長・加藤タキ氏、委員・白井勝也氏、寺尾睦男氏、松永真理氏、荒川洋治氏、福本容子氏の7名です。今回は1名欠席だったため6名の意見となりました。

平成27年7月19日
文化放送番組審議会事務局

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