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11月24日に行われた第423回文化放送番組審議会について御報告いたします。
議題には、この9月に急逝された川島なお美さんの追悼番組、10月21日水曜日の午後7時から8時に放送された「文化放送ウェンズディプレミアム 永遠のミスDJ 川島なお美」を取り上げました。
川島なお美さんは、1981年に始まった文化放送の深夜放送「ミスDJ リクエストパレード」のパーソナリティとして女子大生ブームの火付け役となり、またこの3月まで 「飛べ!サルバドール」内のコーナー番組に、吉田照美さんと一緒に出演されていました。
そんな文化放送の番組を通して、川島さんを偲んだ特別番組です。

では、審議委員の意見の概要です。

○ こうした特別番組は審議するのが難しいが、熱狂的なファンのための番組になってしまっている。そうするならば、ファンからのメールを紹介しつつ、もっとファンとの一体感が感じられるような構成にしたほうが良かったのではないか。
或は、川島さんの周りに対象を広げて、彼女をよく知らない人たちでも聴ける番組にしたい。

○ 素人の女子大生をDJに起用するという当時のラジオのパワーを感じた。
今のアイドルはマーケティングで創られているが、その手法を取らない、こうしたラジオからのアイドルを、また生み出してほしい。ラジオの基本は音と声なので、ネットでは見られない喋りや音の面白さに絞って、アイドルやDJを生み出すのはどうかと番組を聴きながら考えた。

○ 生前の活躍だけでなく、亡くなってからもメディアは取り上げてくれて、ラジオの中に永遠に生き続けることが出来る。ただ、番組だけで語ると川島さんの一面しか見られないので、番組以外の違う面もいれてほしかった。

○ 「ミスDJ」を知らない世代でも川島さんの活動の一端を知ることができた。
あの頃のラジオに漂っていた空気を懐かしく甦らせてくれ、一つの番組を通じて多くの人の心が通じ合っていた様子が伝わる。
「声が届けるものを大切にする」そんな気持ちの伝わる良い番組だった。

○ 個人蔵の音源で構成されていることに驚いた。
追悼番組は、人だけに集中するのではなく、その人の好きな曲をかけたり、その人の周りや時代背景をも捉えて、広がりや深まりを追求してほしい。

○ タイトルから想像したものとは違う明るいトーンの番組だが、却ってそれが徒となったように思う。川島さんの一面だけを捉えず、当時のディレクターやプロデューサーにも語ってもらい、奥行きを出したかった。

○ 80年代前半の、女性の活躍が加速した時代の活気を懐かしく聴いたが、番組としては立体感に欠ける印象だ。出演者は二人で、そのほかのインタビューもないので、広がりがない。
「ミスDJ」の社会性、時代性、音楽性などの客観的な視点がないため、内輪で懐かしむだけで終わってしまった。

7人の委員が以上のようにのべました。

文化放送番組審議会の委員は、弘兼憲史委員長・加藤タキ副委員長・白井勝也氏・寺尾睦男氏・松永真理氏・荒川洋治氏・福本容子氏の7名です。

12月は、番組審議会はお休みとなります。

平成27年12月20日
文化放送番組審議会事務局

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