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4月26日に行われた第427回文化放送番組審議会について御報告いたします。

議題には、今年の3月9日、水曜日 夜7時から8時に放送された「文化放送 ウェンズデープレミアム シリーズ・被災地の真実〜あれから5年 南三陸は今」を取り上げました。
シリーズと謳っているように、2人の報道記者が震災直後から南三陸の取材を続け、時間の経過に伴う被災地の問題や様子を、定期的に放送してきました。
東日本大震災から5年の今回は、被災者の話を、時間をかけて伺い、今の希望とは何かを問いかけました。

では、審議委員の意見の概要です。

○ 全体的には良い番組だった。だが、細かいことを言えば前半が解りにくい。また報告だけでなく、解決はできないものの、それにむけての視点が少しほしかった。ナレーションよりも、取材者自身の言葉のほうが伝わると思う。

○ 熊本地震の最中で、聴くのがためらわれたが、丁寧に作られた番組で穏やかに聴けた。 前半部分が長すぎた。また、ナレーションで説明するのではなく、掘り下げた取材音で伝えたほうが良い。

○ リスナーが知りたいことを、きめ細かな取材で放送していくのが報道だ。「一変した」と、ナレーションで括るのではなく、具体的に「これがこうなった」と伝えてほしい。 震災報道はとかく「辛い」、「苦しい」と偏りがちだが、ポジティブに語っていくほうが聴きやすい。

○ 表面的になでてしまい、曖昧になった。復興の何に焦点を当てるかを定めて取材をしないと、何を伝えたいのかわからなくなってしまう。しかし、後半の高校生の部分は前向きでわかりやすい。こうした定点観測は続けてほしい。

○ ナレーションが整いすぎて、取材内容とそぐわない。記者が自分の言葉で伝えたほうが状況が伝わると思う。前半は、散漫になってしまったが、後半は希望というキーワ―ドが伝わってきた。何かを考える糸口を提示したかった。

○ 時間の流れの中で、同じ記者が、同じ場所で同じ人を取材するのは、とても大事なことだ。具体的なことがもう少し欲しかったのと、きれいすぎるナレーションが他人事に聞こえてしまう。構成を見直し、今後も続けてほしい。 全体的には、良心的に取り組む姿勢を評価する。

○ こうした番組に面白さを求めるのは不謹慎かもしれないが、淡々とした構成だと飽きてしまう。真面目にインタビューしているがために一方的に流れすぎてしまう。第3者の視点があると良いのではないか。

7人の委員がこのようにのべました。

文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史氏、副委員長・加藤タキ氏、委員・白井勝也氏、寺尾睦男氏、松永真理氏、荒川洋治氏、福本容子氏の7名です。

平成28年5月15日
文化放送番組審議会事務局

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