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1月24日に行われた第434回文化放送番組審議会について御報告いたします。
1月は委員の講演と新年懇談会とが合わせて開催されました。文化放送社長の挨拶、弘兼憲史・番組審議会委員長の挨拶があり、講演に移りました。
今回の講演者は、コーディネーターの加藤タキ副委員長で、講演のテーマは『100歳の感性』です。
その概要をご紹介しましょう。

「100歳の感性」

母は104歳で天寿を全うしました、最後まで現役でした。102歳で舌癌の手術をしましたが退院後も原稿を書いていました。この年齢での手術ともなれば「もう終わり」と思っても可笑しくはない、だが本人、そして周りの諦めない、諦めるという気持ちの持ちようが大きな分岐点になるのだと実感しました。本日は母の晩年のエッセーを紹介させて頂きます。
「90歳を過ぎた頃から『長生きの秘訣はなんですか』とよく訊かれる。私の健康の基は感動する事。見過ごしてしまうような何でもない事に感動し、その感動を記憶の深い所に残す。感動とは、心を耕す肥しのようなものである。植物に良い肥料が必要なように、人間には深い感動が必要で、それが心を太らせてくれるのだと思う。今、私は100歳、この年になって初めて見えてきた事がたくさんある。健康な思考力を持って生きていれば幾つになろうと関係なく、日々何かを学んだり感じたりしながら生き続けていく事が出来るんだ。私は、これからも与えられた命を大切にし、学びたい事を学んでいこうと思う。感じたい事を感じていこうと思う。生きる姿勢などと難しく考える事はしなくても、今生きている事が現実である。その時、その能力を最大に発揮する事、これが私の生きていく姿勢である。」母は104歳までこの姿勢を保ちました。母に言わせると「感動」というのは美味しい物、素敵なものを見ただけの感動ではなくて喜怒哀楽全てが感動、1日10回は感動します、感動しましょうと宣言しておりました。母はラジオが大好きで、朝目覚めたらラジオをつけ、夜寝る時も聴いていました。私も100歳で現役だと思っていますが、やはり心の友はラジオだと思っています。家にいてラジオはずっと聴き流し、BGM代わりかもしれませんが、ラジオは私にとって永遠の友です。
加藤副委員長は1970年代、文化放送『パンプキンパンプキン』という番組のパーソナリティをなさっていました。

 以上加藤副委員長の講演『100歳の感性』の概要でした。

 文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史氏、副委員長・加藤タキ氏、委員・白井勝也氏、松永真理氏、荒川洋治氏、福本容子氏、吉野隆氏の7名です。

平成29年2月19日
文化放送番組審議会事務局

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