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3月28日に行われた第436回文化放送番組審議会について御報告いたします。

議題は、毎週月曜日午後8時30分〜9時放送の『青山二丁目劇場』です。30分間を一つの劇場に見立て、支配人の案内でリスナーをラジオドラマの世界に誘う番組。演目は、SF、ファンタジー、ミステリー、ホームドラマ等、ノンフィクションのオリジナルストーリーを中心に選んでいます。映像がない分、時空を超えた内容でも不自然になりにくいので、脚本家の方々にも自由な発想で書いて頂き、古典落語をモチーフにしたドラマや、漫画・小説・オペラをラジオドラマに脚色した作品も多数あります。今回は2月13日放送の「午前0時のラジオ局」(村山仁志原作・PHP文芸文庫刊)第2話「最後の1球」を取り上げました。

では、審議委員の意見の概要です。

○ ラジオドラマが少なくなっている中、貴重な30分間だが放送時間帯は考えたい。裏方的な声優さんが表に出てきた時代、ビジュアルも声も良い若手にスポットライトがあたってきている。ここでもスター声優を育てていただければと思う。ラジオの事を知ってもらう意味でも、スタジオの人間模様等を示していくと多世代で聴ける番組になると思う。

○ ライトノベル世代に合わせた内容だが、もう少し一般性のある開かれたドラマをしても良いと思う。今回は言葉が残らなかったので、人の心に残るような展開に練り直した方が、番組を続けていくにあたっては大事である。

○ ラジオドラマという伝統ある、良質な番組をいかにして存続させるかというのは大きな課題だ。基本的には楽しくて良いと思うが、今回の内容はもう少し構成を分かり易くした方が聴き易かったと思う。

○ 比較的若い世代に聴いてもらうのであれば、導入部分やある程度のところで最後まで聴き続けてもらう為の工夫をしたい。今回のストーリー設定は少々無理があった。語り方はもう少し自然でも良く、可能であれば状況説明を落ち着いた声ですると締まるかと思う。放送時間は深夜か、早朝が良いかもしれない。

○ ターゲットが絞られていないと思う。タイトルが毎回違うので次回への期待感がなく内容もバラバラで良いのかという疑問もある。ただラジオドラマを続けることはとても大事なのでぜひ続けていただきたい。

○ 吹き替えのような大げさな台詞回しが気になる。放送時間と内容を考えると、誰を対象にしているのか疑問であるし、マイノリティになっている若者向けの番組のあり方は考えていく必要があると思う。

○ ラジオドラマの世界はいいなとしみじみ感じることができた。音だけで物語の世界を伝えるのは脚本家にとっても、声優にとっても発想を広げ、新しい事にチャレンジするのに素晴らしい舞台になる。ここから若い才能が出てくることも期待する。

 

7人の委員が、このようにのべました。

 

文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史、副委員長・加藤タキ、そして白井勝也、松永真理、荒川洋治、福本容子、吉野隆の各氏7名です。(発言はこの順番ではありません。)

平成29年4月17日
文化放送番組審議会事務局

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