文化放送HPへ 番組審議会
 

11月28日に行われた第443回文化放送番組審議会について御報告いたします。
議題は、火曜日から金曜日午後7時00分から9時生放送の「渋谷×文化ラジオ」です。
音楽・演劇・映画・グルメ・レジャーと文化的な熱が集まっている渋谷のエネルギーを放送に乗せながら、4曜日それぞれ個性的なパーソナリティが独自のこだわりで情報を発信していく番組です。今回は「渋谷らくご」のキュレーターを勤めているサンキュータツオさんが分かりやすく「渋谷らくご」を紹介する火曜日と、渋谷公園通り劇場でデビューしたあべこうじさんが、渋谷で活躍しているあらゆる業種の方をゲストに迎えてお送りする水曜日を取り上げました。

では、審議委員の意見の概要です。

○ パーソナリティの力によって成り立つ番組だと思う。サンキューさんは案内役として少し一方的な感じがするのでもう少し客観的な姿勢が欲しい。水曜日のゲストの話は非常に面白く、これから多彩な方々が登場するのでしょうが、話の展開ということを考えるとあべさんの話の引き出し方にもう少し工夫が必要だと思う。

○ 落語を楽しむ人口を増やす試みを、渋谷という地域から発している事がはっきり伝わり良かったが、今回の創作落語の表現には疑問が残る。曜日によって最初に流す音楽のジャンルを変えているのは面白い。まだ試行錯誤の段階だと思うが、タイトルにあるように渋谷という地域と、そこに芽生えた固有文化を捉えていくという基本的なスタンスは一貫して欲しい。

○ 落語1席をたっぷり聴けることはなかなか無いので良いと思うが、今回の「あごびよん」は面白さも今一つで楽しめなかった。あべさんは1人喋りが上手な方で、ゲストとのトークも良かった。半年限定だからこそ出来るチャレンジなので、次の芸人さんや語り手を発掘して頂きたい。

○ 渋谷という所の面白さをできるだけ新しい角度から掘り伝えるという企画は非常に面白い。今回の落語は見ていないと分からない落語だったが、趣旨は良いと思うので工夫・仕掛けを考えて欲しい。あべさんは若者言葉が多く、アドレスもきちんと伝えられない等もあり、聴いている方にしっかり分かって貰う事を配慮していった方がよいと思う。

○ 文化的パワーや若い人の声を入れないと、渋谷のエネルギーが基本的に感じられない。落語を流すだけであれば生放送でなくても良いと思う。あべさんもサンキューさんも上から目線的な話し方でやや生意気な感じがする。音楽も若者とは最も遠い曲が流れている気がする。

○ サンキューさんはパーソナリティというより講師的な立場の物言いだ。今回の落語は想像しにくい内容で楽しめなかった。生放送と渋谷のエネルギーとの場面が少なくてもったいない気がする。半年間の制限がある中でどれだけ最高値に持っていけるかはこれからなので、チャレンジとしては面白いし頑張って頂きたい。

○ 渋谷はこれから大開発、大発展を遂げる。若者の街であり文化発信の地でもあるので、今のうちに文化放送が「ここがうちの情報発信源だ」と先取りをしたら良いのではないか。サテライトスタジオを設けるのも1つのアイデアかと思う。西川アナがサンキューさんに圧倒され口数が少ないと感じた。

 

7人の委員が、このようにのべました。
文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史、副委員長・加藤タキ、そして白井勝也、松永真理、荒川洋治、福本容子、吉野隆の各氏7名です。(発言はこの順番ではありません。)

平成29年12月18日
文化放送番組審議会事務局

Copyrightc2007,Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.
TOPに戻る 関連会社 お知らせ 個人情報 番組審議会 放送基準 採用情報 番組史 組織図 社長挨拶 会社概要 TOPに戻る 文化放送HPへ