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2月27日に行われた第445回文化放送番組審議会について御報告いたします。

議題は昨年12月29日放送の特別番組「第11回ラジオCMコンテスト」です。
ラジオCMの新たな可能性を求めて毎年行っているラジオCMコピー公募企画「ラジオCMコンテスト」の公開イベントを特別番組にしたものです。
「20秒で感動までたどりつきなさい」をキャッチフレーズに公募を開始し、今回の応募数は2万2000通を超えました。集まったCMコピーは、審査委員長であるCMディレクター・中島信也さんや、コピーライター・谷山雅計さんなど一流のクリエイターが審査し、グランプリには100万円の賞金を贈呈、その他審査員賞など各賞が選ばれます。

では、審議委員の意見の概要です。

○ ラジオCMに関心を持ってもらうコンテストが、長きに渡り行われている事には意義があるが、番組としては退屈だ。会場は声優さんの表情などが分かって楽しいと思うが、ラジオを聴いている人はCMが流れ講評を聞くだけでワクワク感が感じられない。作品を書いた人の人となりを紹介すればリスナーの興味もわいてくると思う。

○ 単純すぎて面白くなかった。番組としてのクオリティを上げるためには聴き始めたら途中で止められなくなるような工夫が必要だ。例えば実演ごとに得点を発表し聴く方に「参加して楽しい」という要素を入れたり、ラジオCMクリエイターの登竜門となるような番組として考えるのであれば、プロが具体的に教える学習要素を入れても面白いかもしれない。

○ 構成的には少し単調で退屈という印象はあったが、言葉の問題として捉えると惹きつける言葉もあり、それを声優さんが支え、20秒の物語に熟させていく様子が窺えて楽しめた。言葉が面白くなる瞬間を体験できたのも良かった。声優さんの力にかかる部分が多いと感じた。

○ スムーズな進行で聴き易く、審査員のコメントも分かり易い。クライアントの狙いに合った作品になっているのか、プロの方がCM作りの約束事などをもう少し詳しく説明していただけたら、リスナーの理解度も上がったかもしれない。ラジオの場合には番組の内容とCMの相性というのがあるかと思うので、制作側の考え方も入れても良いのではないかと感じた。

○ 自分が審査するつもりで聴くと、飽きることなく面白い。番組として平板になったのは長すぎる審査評があったからかもしれない。プロコメントが的確に短く簡潔であれば、番組としての緊張感が高まったし、ラジオCMはこう作るという学びもあって良くなると思う。谷山さんと中島さんのコメントは面白かった。

○ 20秒で完結させるところに意味があるので、オーバーする作品があるのはフェアではない。ラジオだからこそのCM、また聴きたいと思うCMもあるし、この短い時間で感動できるのは素晴らしいことだと思う。番組として、そして1つのイベントとして更に良くなると思うので頑張って頂きたい。

○ ラジオで育った世代にとってはラジオCMは大変興味深いものだった。現在いつくかの審査員を務めているが、ラジオCMはそのまま聴くとなかなか難しいので、退屈と思われるのは仕方がないと思う。2万2000通以上という応募数は驚きである、一般の方に作ってもらうには参加し易いのかも知れない。

 

7人の委員が、このようにのべました。
文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史、副委員長・加藤タキ、そして白井勝也、松永真理、荒川洋治、福本容子、吉野隆の各氏7名です。(発言はこの順番ではありません。)

平成30年3月19日
文化放送番組審議会事務局

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