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11月27日に行われた第453回文化放送番組審議会について御報告いたします。

議題は、毎週火曜日〜金曜日19時00分〜21時00分生放送の「SHIBA-HAMAラジオ」です。
今また、徐々に注目を集めている落語界。そのブームの一端を担っているのが「若手落語家」で、その実力に磨きを掛けながら、個性豊かなキャラクターでファンを楽しませています。そんな若手落語家をパーソナリティーに起用し、古典落語の名作「芝浜」の舞台=浜松町から、高座では披露できない自由なトークを中心に、様々な話題を取り上げるエンターテインメント番組です。今回は瀧川鯉八さん・立川吉笑さん出演の10月17日水曜日放送分を取り上げました。

では、審議委員の意見の概要です。

○ 落語では「間」が重要で、その点で2人は話のプロだと思うがこのコンビになると少し違ってくる、このコンビで良いのか疑問だ。始まったばかりでこなれていないとは言え、もう少し力を入れていく必要があると思う。吉笑さんの「お手紙書きますから」など、素朴なコメントは良いので、落語文化を育てる気概をもう一度考えて欲しい。

○ この内容で2時間は長い。相槌や笑いにも無理がありオチもだいたい分かってしまう。落語には好みがあると思うので面白いと思っている方もあるだろうが、私は「どうしてここで笑うのだろう」と疑問に感じるところがあった。若手2人をコンビにして、落語ではなく、面白さを出していくのであれば、無理なく出来る企画を用意して、1時間くらいにするともう少しリズム感も出て聴きたくなる内容になるのではないか。

○ 滑舌が良く、いい意味でスピード感あるトークに最初はついていけなかったが慣れてくると面白さが分かってきた。先輩方の落語を取り上げてその素晴らしさを解説するなど、番組内に落語をきちんと取り入れた方が、2人の良いところが出ると思う。リスナーからのツイッター、メールでの反応が早く、また2人が機敏に対応されていて、この点ではこれから面白くなる可能性を感じた。

○ 声が似ていて初めは区別がつかなく、内容もどこに面白みを見出して良いのか分からなかった。将来性があり、力量ある方には、落語という基本から離れずに、話術そのもので新しい笑いを作っていってほしい。

○ 落語をもう少し根付かせる意味でも、例えば“うどんをすする音”を、今の真打達の芸と、この方たちの芸を比べる等の工夫を考えて欲しい。生放送の必要があるのかも疑問だ。吉笑さんの語尾が少し下がるのが気になる。

○ とてつもなく早い喋りで始めはついていけなかった。2人で笑っていてこちらが取り残されている所が多分にあり、好みの放送回ではなかった。選曲は非常によく、聞いたことが無い曲でも楽しめた。

○ テンポの速さについていけない方も多かったと思うので、女性のアナウンサーを一人入れた方が落ち着いて聴き易くなると思う。ワンフレーズ聴き逃すと先が読めなくなり、何かをしながら聴ける番組ではなかったので、話す速さについては考えた方が良いかもしれない。

 

7人の委員が、このようにのべました。
文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史、副委員長・加藤タキ、そして白井勝也、松永真理、荒川洋治、福本容子、吉野隆の各氏7名です。(発言はこの順番ではありません。)

平成30年12月17日
文化放送番組審議会事務局

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