文化放送HPへ 番組審議会
 

1月22日に行われた第454回文化放送番組審議会について御報告いたします。
1月は委員の講演と新年懇談会とが合わせて開催されました。文化放送会長の挨拶、弘兼憲史・番組審議会委員長の挨拶があり、講演に移りました。
今回の講演者は白井勝也委員で、講演のテーマは『スマホとメディア・現代ひまつぶし考』です。

その概要をご紹介しましょう。

『スマホとメディア・現代ひまつぶし考』

「ひまつぶし」はスマホの出現によって大きく様変わりしました。電車に乗る前もスマホを見ながら時間を潰すので駅の売店に寄らなくなり、新聞、雑誌が売れない。車内でも新聞を読んでいるのが私1人、文庫本を読んでいるのも2人くらいの時があります。私は活字が恋しい世代なので、常に本を持ち歩いていますが、出版は2017年に紙とデジタルが完全に逆転していて、スマホを見ればリアルタイムで情報が受け取れるので、特に雑誌の衰退が著しくなっています。電子コミックは海賊版が多く、配信会社は対抗策を検討していていますが、この辺がこれからの大きな課題だと思っています。
ラジオはラジコが始まっています、最初からダウンロードされていると良いのですが今後の課題は簡単に聴けるようになる事ではないかと思っています。ラジコのサービスで全国のラジオが聴き放題のラジコプレミアム会員というのがあり、1か月の利用料が350円なんです。ネットは無料が前提になっているので、有料への負荷はあるものの、地元の番組や、全国の野球中継が聴けるとなると、会員になっても良いと思う方が増えてくると思っています。
このような中、ラジオはスターアナウンサーを作っていく事が大事であると感じます。どこの世界でもスターがその時代を作っていく。リスナーの年代、聴く時間帯によって音域とか読み方を変えても良いと思います。当意即妙性やクリエイティブ性といった様々な要素も声の主には求められると感じます。放送が開始された頃のアナウンサー、松内則三さんは「アナウンサーは情熱と感激だ」とも言っています。今は声を聴いて名前が分かる方が若干少なくなっている、AIが発達しても人間の声に勝るものはないんです。さらに機械に色々任せられると、これからは暇な時間が増えてくるので本当の意味での暇つぶしが始まるわけです。その時にラジオが良い声といい調子を聴かせてくれると、益々ファンが増えていくはずなので、文化放送もぜひ頑張って頂きたいと思っています。

以上白井勝也委員で、講演のテーマは『スマホとメディア・現代ひまつぶし考』の概要でした。

文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史氏、副委員長・加藤タキ氏、
委員・白井勝也氏、松永真理氏、荒川洋治氏、福本容子氏、吉野隆氏の7名です。

平成31年2月18日
文化放送番組審議会事務局

Copyrightc2007,Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.
TOPに戻る 関連会社 お知らせ 個人情報 番組審議会 放送基準 採用情報 番組史 組織図 社長挨拶 会社概要 TOPに戻る 文化放送HPへ