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2月25日に行われた第465回文化放送番組審議会について御報告いたします。

議題は、2018年4月からスタートした、日曜朝5時5分から放送の「防災アワー」です。面白くない、難しいと敬遠されがちな「防災」について、「もっと身近に、生活者目線でお伝えしよう」という趣旨のもと始まりました。冒頭は「今朝の目覚めの1曲」として、ゆったりと聞ける洋楽をかけてから本題に入り、ゲストが防災についての活動やリスナーに伝えたいことなどを語っています。今回取り上げたのは2019年12月放送分で、ゲストには「タイムライン防災」の第一人者、環境防災総合政策研究機構 環境・防災研究所 副所長で東京大学大学院 客員教授の松尾一郎さんをお迎えしました。

では、審議委員の意見の概要です。

○ 心地良く聴けた。シンプルな構成だがゲストにはしっかり聴き込んですっきりとまとめる伊藤キャスターの進行が見事である。松尾さんのトークも的確で分かり易かった。災害は検証して次に活かしたほうが良い。ぜひとも続けて欲しい番組だ。

○ 防災に備えていくという企画はとても良いと思うので続けて欲しいが、今回に限れば、具体的な行動のヒントまで引き出せていなかった気がする。何故タイムラインがあると良いか、具体的にどういう点で役に立つかという情報を伝えて欲しかった。生活者目線の番組であるならば、お役立ち情報があった上で解説があり、防災に役立つ情報を届けて欲しい。

○ 自然災害が多い中、このような番組は貴重だ。今回に限っては、時間の割に内容が多く、やや消化不良を感じた。また、専門用語の解説を付けて、タイムラインの2次災害への活用法や、限界についての話があると良かったと思う。伊藤キャスターは話題の振り方も上手でしかも聴きやすい、今後の活躍を期待する。選曲は朝にふさわしい曲でとても良かった。

○ 伊藤キャスターは取材の仕方も良く、非常に聴きやすい。松尾さんが示した災害に向けての3つの姿勢は分かり易かったものの、具体的なイメージが湧かなかったので、今回に限ってはゲストの話と内容に関しての工夫がもう少し欲しかった。全体の趣旨としては良い番組だ。

○ 番組冒頭に「何年前の今日はこんな災害がありました」のような一言を入れると、より防災意識が喚起できるかもしれない。週一回、早朝の放送ではもったいない気がする。こういう番組は貴重なので、毎日、夕方の時間帯でミニ番組にした方が良いと思う。

○ 今回のゲストに関しては、講義を聞いているような感じがしたので、もう少し共感が得られる話し方にして欲しかった。番組タイトルはもっと身近に感じられる付け方があると思う。自然災害が多い中このような番組は必要なので、できれば毎日放送していただきたい。

○ 今回のゲストに限っては、お役立ち情報が余り感じられなかった。この時間帯に聴いている方、ゴルフに行く方、早起きしたお年寄り、農業・漁業関係者に特化した情報を時には入れても面白いと思う。

 

7人の委員が、このようにのべました。
文化放送番組審議委員は、委員長・弘兼憲史、副委員長・加藤タキ、そして白井勝也、松永真理、荒川洋治、福本容子、吉野隆の各氏7名です。(発言はこの順番ではありません。)

2020年3月16日
文化放送番組審議会事務局

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