ドコモ団塊倶楽部

放送レポート

8月15日 ゲスト:青島広志さん

テーマ:『折り目正しさこそがクラシックの魅力!
      マルチアーチスト・青島広志の この日限りの特別課外授業!』

ゲストは『世界一受けたい授業』『題名のない音楽会』などで
おなじみの音楽家の青島広志さん。

 ”クラシックコンサートでは
 拍手をしたければ してもいい”
 “寝てもいい”
 “オシャレをすることを目的にコンサートに
 足を運ぶのも悪いことではない”
 と語る青島広志さんをお招きして
 スタジオは音楽教室に様変わり。

トークの最中に、突然 ピアノを演奏、メロディを奏でながらの解説…
さらには即興で作曲もしてしまう青島さんに、
弘兼憲史さん、石川真紀ぴょんは 笑いと感嘆のため息が止まりません。

  また、絵の具代より五線紙代の方が安かったから
  音楽の道に進んだ という青島さんの『少女漫画』に関する
  豊富な知識には弘兼さんも脱帽!

夏休みの土曜日の一日
『ドコモ団塊倶楽部』をお聴きいただいた方だけに
一日限りの“特別課外授業”をお楽しみいただきました。
 
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団塊倶楽部のためだけに…特別課外授業!

♪♪(文化放送~ 文化放送~ )♪♪

青島 「青島でございます♪」

青島広志さんをお招きしたこの日はスタジオの中
手を伸ばせばすぐ届く位置に電子ピアノを設置しての放送。
青島さんは文化放送の『QRソング』のメロディに乗せてのご登場です。

  弘兼憲史さん、石川真紀ぴょん、
  そしてラジオの前のリスナーの皆さんを生徒に見立てての
  “特別課外授業”では、
  おなじみの音楽家の意外な素顔、相関関係を
  曲を演奏しながら教えてくださいました。


 
『メヌエット』の哀しげな短調は切ない恋心

古くから宮廷の舞踏会で踊られていた舞曲『メヌエット』。
“トリオとよばれる真ん中の部分”で
哀しげなメロディになるわけは・・・

  15才くらいで王様と結婚させられるお姫様が
  かつて恋心を抱いていた若き王子を
  舞踏会に迎える時の切なさが表現されている。

青島 「奥方として好きだった王子様を
     舞踏会に『ようこそ』迎え入れて踊るわけです。
     だからこういう部分が入ってくるんです」
 →≪♪演奏≫

弘兼 「切なくなるわけですね」

モーツァルトの真実?!

モーツァルトの先生になった、バッハの末の息子
クリスティアン(ヨハン・クリスティアン・バッハ)は
“♪タラララ…という動き”(“ため息”の音楽表現)を
好んだそうですが、
のちにモーツァルトが ソレを使った曲が有名に。

青島 「先生よりも生徒の方が有名になると
     先に作曲した人の方が“盗作”みたいに思われちゃうんです」

『エリーゼのために』は“テレーゼ(THERESE)のために”だった

『エリーゼのために』は耳が聞こえなくなってしまったベートーベンが
婚約者テリーゼさんとの思い出を描いた曲。

  明るくやさしいメロディは
  テリーゼさんと仲良く遊んでいる様子、テリーゼさんの笑い・・・。
  やがて訪れる恐ろしい運命・・・
  耳の病気と一時的な回復、そして再び襲ってくる病。
  涙とテリーゼさんの面影・・・

青島 「かわいそうな曲だったんです」
 
  ところで“テリーゼ”さんなのに
  なぜ『“エリーゼ”のために』なのか??

  これは当初、未発表の曲だったものが
  ベートーベンの死後、引き出しの中から
  出てきた際に“TH”の部分がやぶれてしまったから?!

弘兼石川 「そうだったんですか!!」

悲劇のシューマンは・・・変わった人だった?!

ピアニスト志望だったシューマン。
ピアノ演奏において“弱い”とされる薬指を鍛えるために
“輪ゴム”を指にかけながら弾いていたところ
腱が切れてしまい、ピアニストの夢は断念。
ピアニストを奥さんにし、
自分の曲を弾いてもらうことにしたのだそうです。

  そして、シューマンが ちょっと変わっている(?)ことが
  伺えるエピソードを紹介していただきました。

ピアノ曲『謝肉祭』の楽譜の“終わりから2ページ目”に
『あなたができる最高の速さで弾きなさい』と記したかと思えば
・・・ページをめくると今度は『もっと速く!』

石川 「無理だ(笑)」
 
次から次へと 止まることを知らないトーク(たまに演奏)は
いつまでも続く・・・かと思われましたが、そこは生放送です。
楽しい授業もやがて終了。

弘兼 「ずっと聞いていたい感じですね。
     時間が限られていて残念です」

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弘兼憲史を圧倒!少女漫画論

テレビに出演する際には、自ら描かれたイラストも紹介されるなど
イラストレーターとしての才能も発揮されてている青島広志さん。

少女漫画研究家としての一面をお伺いするパートになると
音楽の話をしていた時よりも、テンションがアップ!?

  ところで、青島さんと少女漫画の出会いは・・・

  先生の家にもピアノがなく、
  ピアノがある裕福な家庭に行ってレッスンを受けていた時代。

そこには“ピアノの上のフランス人形”“ラッシーと名付けられたコリー”
そして…“少女漫画”がありました。
 
  待ち時間に読んでいると・・・
  ピアノの曲と漫画の内容が似ている!
  こうして少女漫画を好きになっていったのだそうです。

話題は“少女漫画を描いていた先生”から
やがて“画風の移り変わり”へとシフトします。

・二人の顔の間に線を引くと“次元が違う”
・“・・・”が背景に(縦に)流れる表現は“糸引き納豆”と呼ばれ
 二人の気分が粘着質になっていることを表す
・顔に“汗”が流れると 暑い のではなく“困っている”
・顔の外にある二つの“汗”は
 汗・ツバではなく“もっと困っている”様子

弘兼「なんで そんなに詳しいんですか?!」

青島広志さんを虜にした少女漫画の魅力

人の死が描かれるなど、現実的過ぎて嫌だったという“劇画”と違い
少女漫画では、上流階級の家庭が描かれるなど、
“逃避”することができたのだそうです。

  戦後、街が汚れていた時代、
  青島さんの目に、少女漫画はキラキラと輝いて見えました。

音楽の話以上に止まることのない漫画論・・・

石川 「お二人の話を聞いていると
     だんだん“朝まで生漫画”みたいな感じになってきます」

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即興で曲作り!

先週から“大人の作文”をご紹介している『団塊リポート』。

今週は3つのテーマの中から、
横浜市の50才の男性リスナーの方からお寄せいただいた
奥様への心のこもったラブレターをご紹介しました。

  石川アナウンサーが朗読を終えると 
  文中に盛り込まれた“詩”に対して
  青島広志さんが即興でメロディをつけてくれました。

青島(ピアノ) ♪♪♪・・・♪♪♪
         ♪ごめんね 言いたかったよ
          “ありがとう 愛している”って
          “愛している”って・・・♪


作文の中の詩に即興で曲をつける青島さん

※『団塊リポート』のコーナーでは“大人の作文”を募集しています。
 詳しくはこちらをご覧いただき、ぜひチャレンジしてください。
 たくさんのご応募をお待ちしています。

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団塊ホームルーム

昭和レトロアイテムは“名曲喫茶・クラシック喫茶のマッチ”

コーヒーは苦く、今の値段で一杯1800円(!)
そして、レンガ造りのお店が多かった名曲喫茶。

町田忍さんが頻繁に足を運んだ渋谷駅前の『らんぶる』には
店内にはベートーベンの絵、そして“すごいスピーカー”がありました。

町田 「座席が全部スピーカーの方を
     向いているんです」

青島 「すごい人は席がいつも決まっていて
     楽譜と指揮棒を持っていて曲に合わせてふってるの!
     指揮棒がない人は“菜箸”を持って…。」

町田 「よく行った店では、曲名を3曲当てると
     コーヒー一杯タダの券をくれるんです。
     2曲は簡単なんだけど、1曲はわざと難しくしてるんです」

※この話題については町田忍さんのコラムも合わせてご覧ください。
※町田さんのコレクションの写真も掲載しています。

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青島広志さんの最新情報

『ブルーアイランド氏のおしゃべりコンサート in 渋谷
  「青い鳥はどこにいる?!」』

8月22日(土) / 8月23日(日)◇(15時開演)

会 場 :渋谷C.C.Lemonホール
料 金 :一般:1000円/小中学生:無料

ご予約・お問合せ:03-5403-3330(ちけっとぽーと)

青島「大人から子供まで絶対楽しめるもので
     オーケストラがついて千円っていうのはすごい安いと思うんです。
     それから子供はタダです!」

 
    「最後の最後に本当にどんでん返しがあって
     すごく面白いから来てください。私は踊ります!」

 
 
『青島広志のおいしい、おしゃべりディナーコンサート』

9月22日(火・祝)
 ディナー 18:00~19:30 / コンサート 19:30~20:40

会 場 :ホテルニューオータニ 鶴の間
曲 目 :「椿姫」(ヴェルディ)より『乾杯の歌』、
      「連隊の娘」(ドニゼッティ)より『ああ、友よ、何と楽しい日』、
      小さい秋見つけた、「となりのトトロ」より『さんぽ』、他

ご予約・お問合せ:03-3234-7777
(ホテルニューオータニ バンケットコーディネーション直通)
 
※青島広志さんの最新情報について詳しくは
 青島広志さんのオフィシャルホーム・ページをご覧ください。

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お送りした曲目

ワルツ2 / ロイヤル・コンサートゲボウ・オーケストラ
 (弘兼セレクション)

序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 作品28 / サン・サーンス
 (弘兼憲史セレクション)

愛の挨拶 / エルガー(青島広志さんのオススメ)

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