ドコモ団塊倶楽部

放送レポート

5月21日 ゲスト:上條恒彦さん

◆テーマ
  『 歌とともに半世紀 』

 
『木枯し紋次郎』の主題歌『誰かが風の中で』、
六文銭との『出発の歌』・・・
ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』
『ラ・マンチャの男』
でおなじみ――、
現在71歳、上條恒彦さんをゲストにお迎えして
歌声喫茶で歌っていた当時のこと、
7月の上演を控えたミュージカル『嵐が丘』のこと、
そして1987年から暮らし始めた八ヶ岳山麓での生活について伺う2時間。
 
span
  
ひげを生やし続けること、大酒家であることは
定着した“イメージ”を守るためだった?!



■自然と生きる
 
上條 「かわいい花が一斉に開いて、それを見てるだけでうっとりします」
 
弘兼 「新緑の頃、木漏れ日ってすごくいい感じですよね」
  
1987年から八ヶ岳山麓で暮らし始め
大根、ブロッコリー、カリフラワー、ホウレン草、
小松菜、春菊、トマト、トウモロコシ・・・
さまざまな野菜を作っている上條恒彦さん。
 
農作業で困ることは、
カラス、鹿、タヌキ、猪といった野生動物に畑を荒らされること。
 
上條 「あれ(動物)見ると すごくかわいいでしょう。
     でもアイツらのやる仕事は憎らしいですね」

 
実感のこもった言葉に、思わず笑いがこぼれるスタジオ。
 
上條 「タヌキは、トウモロコシもトマトも、
     僕の畑で盗んだものを隣の畑に行って食べるんですよね。
     “礼儀正しいな”と思うけど・・・」

 
span
 
「山菜とりはしますか?」という質問には・・・
 
上條 「します。しますが、だんだん山の奥に行くのがしんどくなって、
     近場にあるものだけとってます」

 
たらの芽、こしあぶらがとれ、
野蒜[のびる]を味噌で合わせたものが絶品とのこと。
 
上條 「ニンニクみたいに食べたあとで匂うこともないんです。
     さっぱりしてる。おいしいです。ご飯のアテにもいいですよ」

 
ほかにも
60歳をを過ぎたころからは、農作業や
舞台公演のたびに東京を中心とした公演の地に
生活の拠点を移す二重生活が「しんどい」――、
一年の中で「ものすごくおいしい」と感じるのは
夏に蒔いて 秋にとれる野菜――とご紹介くださいました。
 


■観客に“わからせない”苦労
 
ミュージカル『ラ・マンチャの男』で牢名主役を演じたのは1977年から。
 
劇中、上條さんの歌と小太鼓で始まり、
やがてティンパニ、ピッコロ・・・と演奏が加わる
「何にも“音”のないところから“音を取らなきゃならない、
すごい意地悪な曲」
『騎士叙位の唄』の苦労について。
 
弘兼 「僕らにはちょっと分からないですけど、難しいんでしょうね。
     ご自分のキーだから、普通にポンと出れば・・・」

 
上條 「いやぁ・・・舞台では怖くてできないですよ。
     全部(楽器が)入ってきたときに修正するんです。
     調子の悪い時はフラット・・・下がっちゃいますし、
     勢い込んでいるとシャープ・・・上がっちゃうし、すごい難しいです」

 
span
 
石川 「ファンの方は『きょうの上條さんはどんな感じかな』って
     楽しみにしていらっしゃいますよね」

 
上條 「(苦笑)・・・でも、その苦労はお客様にはわからないですよね。
     わかっちゃ おしまいだし、怖いんですよ、すごく怖い」

 


■ひげのトレードマークはこうして生まれた
 
弘兼 「上條さんといえば“おひげ”というキャラクターが
     完全にできあがっちゃいましたね」

 
上條さん自身の中で“ひげ”が定着したのは、
『出発の歌』のヒットによるものだった! 
 
span
 
反戦を訴える若者に代表されるように“長髪”が流行っていた1971年――。
当時、坊主頭で ひげもなかった上條さんでしたが・・・
 
上條 「『髪はすぐに伸びないけど、ひげならすぐに伸びるぞ』と
     『出発の歌』のコンクールに ひげを伸ばして行ったら
     こんな風になっちゃったでしょ。
     剃れなくなっちゃったんですよね」

 


■7月上演 ミュージカル『嵐が丘』
 
7月上演のミュージカル『嵐が丘』の稽古は来月から。
 
上條 「映画や舞台にはなってるけど、
     ミュージカルになるのは世界で初めてですから、
     どんな作品になるのか、すごく楽しみです」
 
 
公演が続くミュージカルでは
「初日」と「楽」とで、芝居が変わることはあるのでしょうか?
 
弘兼 「慣れもあって、最後の日はずいぶん違うでしょうね?」
 
上條 「本当はあってはいけないですけど、
     しょうがなく あることもありますよね。
     開けてみたらできなかったこととか、
     新しいアイディアを採用したりしますとね」

 
■日程:7月11日~24日(東京・赤坂ACTシアター)
■日程:7月27日~31日(大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)
 
■お問い合わせ:キョードー東京 0570-064-708
 
 詳しくはこちらをご覧ください。


■お送りした曲目
 
◆北風 / 北原謙二
  (弘兼セレクション)
◆ラ・マンチャ / プラシド・ドミンゴ
  (弘兼セレクション)
◆だれかが風の中で / 上條恒彦
 
◆出発の歌 ~失われた時を求めて  / 上條恒彦と六文銭
 
◆明日に架ける橋 / サイモン&ガーファンクル
  (RN・メロンメロンさんが初めて買ったレコード)
◆木綿のハンカチーフ / 太田裕美
 

◇上條恒彦さんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。
 
◇過去の放送レポート バックナンバーはこちら

過去の放送レポートを見る メイン画面に戻る