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2007年9月9日 滋賀県長浜市「長浜食瓢栽培会」 茂森敏彦さん

長浜市は、滋賀県の東北部に位置し、東に伊吹山系の山々。西に琵琶湖が広がっている。
長浜市は、羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)が「今浜」を長浜に改名。商人たちを集めて、城下町を作ったのが町の基礎となっている。
瓢箪の漬物を作り始めたきっかけは・・・。
4年ほど前から、長浜の特産品を作ろうと取り組み開始。そこで目をつけたのが、瓢箪。長浜城主だった豊臣秀吉が自分の馬印に千成瓢箪をあしらっていたという史実をもとにして考えた。
当初は、どこからか取り寄せようかと思ったが、長野の旅館で聞いた際には、輸入物を使用していた。そこで、それなら自分たちで作ろうと、栽培し始めた。
瓢箪を栽培するに当たって、気をつけていることは、一番気を使うのは、肥料の配分。肥料には、油かすやミネラルなどを使用。試行錯誤を繰り返し、現在の栽培方法にたどり着いた。
漬物にするには、種ができる前の3~4センチの小さいものを使用。(育つ前に収穫する。)4月頃に苗を植え、8月初めからお盆頃まで、朝と夕方の2回摘み取る。
瓢箪はすぐに水洗いをし、そのまま塩漬けに!その後、漬け物の種類によって漬け分け、3ヶ月間保存して完成。
漬物の評判は、奈良漬け、粕漬け、しば漬けなどの種類があり、人気は奈良漬。全国から注文も入るほど好評。