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diary

2008年3月17日 鮮やかを愛でる

沈丁花の甘い香りが春風に乗る陽気になった。冬の寒さで縮こまりがちだった体が、次第にほぐれてくる頃。梅の小振りな花びらが節の目立つ枝を離れ、気がつくと地面に落ちている。都心ではあと10日もすれば桜が固い蕾が開き始める。当に命が新たに活動を始める季節の到来。「そわそわ」「わくわく」そんな言葉がぴったりだ。街を歩いても鮮やかな色が目に飛び込んできて、気がつけば足取りが軽くなっている。食べるものもしかりだ。黄砂や花粉には閉口するが、この季節こその息吹をなるべく感じたい。


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鮮やかを愛でる

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春(めでたさ)をいただく