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diary

2009年3月16日  うみとたいよう

13日に福岡から桜の便りが届いた。そして近所の花色も赤から白に変わりつつある。長命な梅の傍らで、椿の花があと2輪。さらにその先、木蓮の蕾が膨らみを増した。その膨張の様は、春光に誘われ白いおかきを油に入れた瞬間の様。朝は固かったはずなのに、陽に照らされたそれは、もう食べ頃の大きさに変わっている。

今回浜さんとの旅で改めて琵琶湖の大きさに感動した。それまで接した湖は、諏訪湖・河口湖・山中湖。その延長位に思っていたら・・・この写真。何も遮るものが写らない。「湖(うみ)」である。その湖に川端(かばた)の水も流れ込む。川端の水は生活用水、古からの知恵が働いている。食事後の皿洗い、流れ出る残飯を飼っている鯉がきれいにしてくれるのだ。まさに共生。今回お邪魔した針江地区、魚も野菜もそしてコメも全て地の物。地産地消が平安時代から続いているという。何より美味で豊富な水があってこそ。改めて日本は水に恵まれている事を感じた旅だった。

写真
うみとたいよう