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diary

2009年6月8日  種火・・親子の絆

週末に、親友、日本相撲協会、第62代横綱大乃国、芝田山康親方の角界30年を祝う会に参加してきた。彼の実直さは現役時代と変わらぬ、いやそれ以上のファンを創出している。親方の挨拶で心に残るメッセージがあった。「私は15歳で北海道から上京しました。中略。いま思えば、農業を営む両親から、根気と辛抱の種火をもらい、親方からは努力を教わりました。そんな生き方を、部屋の若い衆に伝えていくべく精進しています。短い人生の中、角界の発展と好きなスイーツにエネルギーを注いで参ります・・・」30前に頂点を極め、30前に引退を決断せざるをえなかった男ならではの挨拶。現役時代より年寄になってからの時間のほうが長くなった。辛抱、根気、努力。今の芝田山親方は、寸暇を惜しんで、相撲のために頑張っている。会が終わって、ご両親とカメラにおさまった。お母さんから一言「康!もう若くないんだから、甘いものばかりはやめな!」スイーツ親方は苦笑するばかり。親子だなあ!

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種火・・親子の絆