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2010年5月9日  金時ショウガ

わたしたちが普段口にしていますショウガ。
じつは様々な種類があるのをご存じでしょうか?
今日は愛知県・稲沢市「JA愛知西」の「組合員」で
「木村農園」代表の木村憲政さんにお話をお伺いします。


◎ はじめに稲沢市に関して教えて下さい。

名古屋市の西側に位置し、名古屋へのアクセスが便利なことから、
ベッドタウンとして発展しています。
植木・苗木の産地として全国的に知られています。

◎ 元々稲沢市は、ショウガ作りの盛んな土地なのでしょうか?

以前は50~60件ほどのショウガ農家がいたが、現在は5~6軒の農家が
伝統の味を伝えています。
(木村さんの農園は、憲政さんの娘さん夫婦が継いで、親子3代続いています)

◎ このショウガの特徴は?

栽培していますのは「金時ショウガ」という品種。
ショウガの大きさは、大中小あるが、金時ショウガは「小ショウガ」に当たります。
川砂と水と種生姜の養分で育った葉生姜は、アクがなく、やわらかくてとてもおいしいのが特徴です。主に「矢ショウガ」として料理屋さんなどに出荷しています。

◎ 栽培するに当たって、苦労しています部分はありますか?

品質のよい種ショウガを作るために産地を厳選したり、
一度使った畑は6~10年休ませなければならない。
砂や土の養分をショウガが吸い上げるため、土地を休ませる。
使用する砂は、木曽川近くの砂を使用しています。

◎ おすすめの食べ方を教えて下さい。

そのまま食べてもおいしいが、しょうゆに15分程度漬けて、衣を付けて天ぷらにしてもおいしい。赤い色が鮮やかで、見た目でも楽しめます。