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diary

2015年5月4日 藤と青空

大型連休に入った。
ゴールデンウィークと関係があるのか、ないのか
文化放送のある、東京・浜松町は、アジアの外国人観光客でにぎわっている。
芝・増上寺や東京タワーに行くようだ。

憲法記念の日3日午前、浜松町駅近くの旧芝離宮恩賜庭園に行った。
朝から快晴。
この数日、藤の花がどうなっているか気になっていた。
入り口から30メートルに藤棚。
棚の下に敷かれた小砂利に目をやる。
上品な藤色の花びらが落ちている。
「ああ、終わってしまったか・・・」
恐る恐る見上げると、少々疲れは見せているものの
まだまだ花は垂れ下がっていた。
「ああ!間に合った~」
棚下のベンチに座る。
棚を見上げる。
葉で覆われた隙間から、朝の太陽が眩しく顔をのぞかせる。
人馴れしたスズメが寄ってきた。
きっと、お弁当の米粒をあげている人がいるのだろう。
私が物を食べていないと察知するや、あっさり飛んで行った。

芝離宮の藤棚下は最高の眺め。
江戸時代この場所に館があった。
横文字で表現すれば「ベストビューポイント」なのだ。
松をはじめ管理された木々の緑(あお)さ。
その濃淡は、若緑から深緑まで5段階はある。
同じ色ではないのだ。
それを味わうだけでも楽しいのだが、そこに、
つつじの紅白、アヤメの濃い紫、そして藤色・・・・。
タンポポの黄色や白い花も加わる。
眺めていると幸福感が湧いてくる。
やはり私たちは、自然に癒されているのだ。
加えて、様々なヒントも与えてくれていると感じる。
この連休、貴方も、自然に包まれてみてほしい。

藤と青空
藤と青空

自然の色
自然の色