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diary

2016年11月14日 月と紅葉

東京は今年も木枯らし1号が先週吹いた。
春から私達の目を楽しませてくれた花も種類が減り
樹々からは色を変えながらの落葉。
2016年が残り少なくなったのだと実感する。
日曜、小春日和の午後1時、竹芝桟橋に行ってみた。
途中の弁当屋で和風鶏フライ弁当を買い展望デッキのベンチへ
着ていたウインドブレーカーを脱ぎ
長そでシャツ1枚でも十分な気温
目ざとく寄ってくるハトや雀を無視しながら、
透明な弁当の蓋を外した。
鳥たちに少しはやりたいのだが
餌をあげないでくださいとの注意書き。
糞の害などあるようだ。
遠足気分の昼食は美味い。
目の前には隅田川
そこに東海汽船の伊豆諸島への発着場があり
さらに小笠原海運・小笠原丸が週に1度姿を現すのだ。
浜離宮の船着き場を出た水上バスが
日の出桟橋に進んでいく。
船のデッキには
沢山の客が川面を渡る風を気持ちよさそうに受け止めている。
さらに1時20分、超高速船が大島に向けて旅立った。
ああ、船旅がしたいなあ・・・
船を追っていた私の視界に黄色いものが飛び込んだ
あれ、何だろう・・・花だ。
まだ蕾を従えた黄色い可愛らしい菊の花に思えた。
こんな季節にこれから咲くなんて!
山茶花や椿とは違う、こじんまりとした佇まい。
何という名前だろう・・
戻ってすぐに調べた。
「島寒菊」のようだ。
旧芝離宮恩賜庭園では十月桜。
そして竹芝近辺では島寒菊
帰り道、芝商業の敷地にある薄紫の紫陽花が2輪。
花の数だけ個性がある。
一所懸命咲いている。

月と紅葉
月と紅葉

さあ、船旅!
さあ、船旅!

晩秋の蕾
晩秋の蕾

晩秋の蕾
晩秋の蕾