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diary

2017年9月19日 台風の被害がありませんように

これを記しているのは17日午後7時。
大型の台風18号は午前中
鹿児島県の南九州市付近に上陸したあと、
夕方に高知県宿毛市付近に再び上陸した。
大分県津久見市や、佐伯市などでは、1時間に
およそ110ミリから120ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、
気象庁は記録的短時間大雨情報を発表した。
記録的短時間大雨情報、おさらいしておきたい。
これは、気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、
観測・解析をしたときに発表するもの。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、
概ね府県予報区ごとに決められている。
短時間強雨や大雨になると、様々な災害が発生する恐れが出て来る。
これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高まり、
大分県や熊本県、香川県、愛媛県、徳島県、広島県それに山口県の各地に
自治体が避難を呼びかける目安とされる
「土砂災害警戒情報」が発表された。
また、大分県や宮崎県、高知県、それに山口県の各地で
氾濫の危険性が非常に高まり、「氾濫危険水位」を超えた川がでた。
被害か少ない事を祈るばかりだ。
河川氾濫や土砂災害を想定した大雨避難時の注意点を確認しておきたい。
避難行動は
外への移動が安全でない場合、
今いる場所が安全でない場合など
その時の状況によって大きく3つのケースに分かれる。
1. 水平避難
避難所や安全な場所へ避難すること
2垂直避難
建物がすでに浸水したときに高いところへ避難すること
3、その場に留まる
避難情報が発表されても、無理にその場から移動しない
この3パターンを行動する上で覚えておきたいポイントは
1、水平避難
・隣などに声をかけ、単独行動は避ける
・車での避難は避ける
・危険な場所は避ける
・狭い道・塀ぎわ・川沿い・ガード下・崖の近く・堤防などは危険
・夜の避難は危険、できるだけ明るいうちに
・側溝など道路との区別がつかない場合、落ちる可能性も。
2、垂直避難
万が一、逃げ遅れたら丈夫な3階建て以上の建物に避難。
無理な場合は、無理に避難するよりは家の2階などで救助を待つ。
3、その場に留まる(無理に動かない場合の状況)
・夜間や急激な降雨で避難路での危険箇所がわかりにくい
・膝上まで浸水している(50センチ以上)
・浸水は20センチ程度だが、水の流れる速度が速い
・浸水は10センチ程度だが、用水路などの位置が不明で転落の恐れがある
台風は雨だけではない。
西日本では猛烈な風が吹く見込みで、
最大風速は、四国と中国地方、近畿、九州北部で30メートル、
関東甲信で20メートルなどと予想される。
さらに海上は大しけとなる見込み。
台風は18日にかけて、東日本や北日本の日本海側を
速度を上げて北東へ進む見込みで、
北海道や東北、北陸など広い範囲で暴風となるおそれがある。
今シーズン、まだ台風が来る可能性も否定できない。
台風の進路にあたる地域では、
自分が住む地域でどのような災害が起こりやすいか事前に確認し、
早めに備えを進めることが必要だ。
「人間同士で争っている場合か」
地球が嘲笑っている気がした。

台風の被害がありませんように
台風の被害がありませんように

雨天決行
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