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diary

2018年4月30日 タイムスリップ

今年もゴールデンウィークが始まった。
5月1日と2日を休めば、連続9日間の休暇。
海外旅行、国内行楽地で楽しい時間を過ごす、
はたまた故郷で田植えの手伝いという方も少なくないだろう。
私は、この5年、早朝番組(月~金・5時~7時)を
担当しているので、お休みはカレンダー通り。
それでも、毎年空いた時間で、都内を散策する。
今回は、都営大江戸線・清澄白川駅から徒歩3分
清澄庭園にお邪魔した。
文化放送近くには旧芝離宮恩賜庭園がある。
同じ都が管理する庭園で
都営大江戸線大門駅から13分乗ると今回の庭園に着く。
浜松町はビジネス街
それとは違った、人々が暮らす空気の濃い場所だ。
150円の入園料、もしくは600円で年間パスポートが手に入る。
会社から地下鉄で13分の近さ。
迷うことなく、財布から600円を出した。
庭園に入ると・・
旧芝離宮恩賜庭園の解放感とは違った深緑の濃密さが体を包む。
自由に貰えるパンフレットを読んでみる。
「泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」。
この造園手法は、江戸時代の大名庭園に用いられたもので、
明治時代の造園にも受けつがれ、清澄庭園によって
近代的な完成をみたといわれている。
一部は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と言い伝えられており
明治11年、岩崎弥太郎が、荒廃していたこの邸地を買い取り、
社員の慰安や貴賓を招待する場所として庭園造成を計画、
明治13年に「深川親睦園」として 一応の竣工をみた。
その後も造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水を造り、
周囲には全国から取り寄せた名石を配して、
明治の庭園を 代表する「回遊式林泉庭園」が完成した。」とある。
清澄庭園は、関東大震災で大きな被害を受けたが、
この時災害時の避難場所としての役割を果たし、
多数の人命を救った。
岩崎家では、庭園の持つ防災機能を重視して
破損の少なかった東側半分(現庭園部分)を公園用地として東京市に寄付し、市ではこれを整備して昭和7年7 月に公開した。
昭和52年には、庭園の西側に隣接する敷地を開放公園として追加開園した。
庭園の方は、昭和54年3月31日に東京都の名勝に指定されている。
訪れる人は多くとも、庭園の広さがそれを感じさせない。
限られた時間での散策だったが、心が和んだ。
何度も訪れたいと感じた。
園内、アルコールは禁止だが、飲食は自由。
次は、駅の近くにあった海鮮丼のお弁当を持って訪れてみるつもりだ。
また一つ、私のほっとできる場所を見つけた。

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