第56回 感覚的でなくロジック(=論理的)に物事を考えるバンド・感覚ピエロ2018/11/15 17:20

...と、タイトルのように評したのは当番組のディレクター。ゆっくりとお話を聞く初めての機会でしたが、まだまだお話できること、こちらが聞き込めること、まだまだ!ある!そんなバンドだなぁと思いました。
そしてとにかく、バンドとして物事をしっかりと考えている。だから、バンドとしてこれからも成長していくだろうなぁ、と!

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関西在住の4人組・感覚ピエロから。横山さん(ボーカル&ギター/真ん中)&滝口さん(ベース)が来てくださいました。

まだ間に合うのでradikoタイムフリーで聞いてもらいたいですが、彼らは自然と「敬語」が出て来ているのがこの日のお話からも分かります。
お送りした新曲『ありあまるフェイク』で「え?こんな(どキツイ)歌詞(by 横山さん)?」とか思うのに、話す口調はカジュアルさの中にもとても丁寧さがある。でも、このギャップもあるからこそ。「感覚ピエロというバンドが、未だもって分からない」...そしてわたしは、これが魅力だと思えるようになりました。

少なくともこの日ご登場のお二人は、自分たちでバンドや音楽に対してとても真摯で熱い想いを持っていてそれを言葉にして話してくれた。
そしてリリースになっている感覚ピエロの曲は、その想いがイコールになっているものもあれば、それこそキツイ歌詞やエロいものもあったり、恋愛ものだってある。
つまりは、「感覚ピエロって、こんなバンドだよね!」ってのが、まったくもって今、言い表すことができない。でもそれこそが、魅力なのではないか、と。そしてこれからも、「こんな色があるの?」って曲を出して来そうだし...(そういえば最新のアルバムタイトルは『色色人色」だったのを思い出した)。

約2年前に宮藤官九郎さんのドラマ(ゆとりですがなにか)主題歌に抜擢された時のエピソードも面白かったですね。そして今の時代だなぁとも思ったし、'誰かが然るべきところで、ちゃんと評価してくれるんだと思った'と横山さんがおっしゃっていた実体験のこの言葉、わたしも信じたいなぁと思ったです。

バンドの結成、スタート時から自主レーベルを立ち上げて活動してきて、メンバーチェンジなく今年で5年。
来年の秋には、自分たちだけで。幕張メッセのステージに立ちます!
メンバーにとっても「挑戦」というこの日のライブは、いったいどんな景色が見られるのか。
この番組・music with you!は、感覚ピエロの幕張メッセ公演をとことん応援しますぜ!!!



【11/8 On Air楽曲】
M-1;Nothing But You/村上佳祐
*この番組ではたいへんお世話になっております、Michael Kanekoさんが手がけている一曲です♪
M-2;ありあまるフェイク/感覚ピエロ
*この新曲が入ったCD+DVDの2枚組は完全限定生産盤です。急げ!
M-3;ダンサーインザルーム/ズーカラデル(11月マンスリーエンディングソング)


【次回ゲスト】
ベストアルバムをリリースする、片平里菜ちゃんが遊びに来てくれます。
なんだか今からドキドキしています。なぜって、それは...
じつは片平里菜ちゃんと高橋ちえ、最初に知り合ったのは里菜ちゃんのデビュー前!
素敵な大人の女性になりつつある里菜ちゃんが、スタジオでどんなお話をしてくれるのか。わたしもどうインタビューしたらいいのかドキドキ(笑)なのです!
おたのしみに☆

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