日本各地の皆さんに「地域」のお話をしていただくコーナー。
その地域ならではの、農産物、施設、名所、名物などを実際にそれらに
たずさわっていらっしゃる方の生の声でご紹介いただきます。

12/25 山梨県・南アルプス市
アイ&アイ フルーツ グロワーズ 代表・飯野公一さん
飯野さんは、農業のかたわら、新規就農希望者の指導をしています。指導を始めたのは、3年ほど前のことで、県などから要請を受けて、週1〜2回、新規就農者指導を行っています。
飯野さんの農園での農薬の使用量は、一般のおよそ3分の1。肥料は有機肥料を使用し、安全な畑作りを心がけています。新規就農を希望する方は、20〜60代と幅広い年齢層で、最近の傾向としては、20代の新卒の方の他に60代の方が、定年退職を迎え新たに農業を始めるというケースも目立ってきているそうです。
技術を教えるのはもちろん大切なのですが、農作物は、人間と同じ生き物ですから、「農業」という仕事を理解してもらえるよう努力しているそうです。
12/18 愛知県 西尾市 西尾市立 寺津小学校
愛知県の西尾市立・寺津小学校は、全国ではじめて、学科として「食育科」の授業を新設し、話題になっています。
もともと、給食の残りを使っての堆肥作りや田んぼのアイガモ農法など、「食」に関する授業に力を入れていましたが、文部科学省の「研究開発学校」に指定されたのをきっかけに、学科が新設されました。中高一貫教育のため、テーマを設定し長期間じっくりと勉強できます。
全学年とも毎週1時間「食育科」の授業を実施しています。。例えば、小学2年生は実際に野菜の栽培したり、小学5年生は米作りに取り組み、地域のJA会員の方の協力もあり田んぼを借りて、もち米を栽培。秋には収穫祭が開催され、地域の農家の方との交流会も行われました。
他の学校から異動してきた先生には、給食を残す生徒が少ないと驚かれることもしばしば。小さなことではあるかもしれないが、「食」について勉強しているからこそ、みんな食べることに興味を持っているようです。学校だけでは十分な勉強が不可能なので、今後は、家庭でも「食育」を実践していってほしいです。
12/11 栃木県 下都賀郡 壬生町(しもつがぐん・みぶまち)
イチゴ農家 加藤博さん
加藤さんは、ギタリストから転身してイチゴ農家をしています。
40代の頃から田舎暮らしをしたいと考え、50歳になった時、会社を退職しJAに相談しました。以前から、花や野菜などの現場へ見学に出掛けていましたが、最終的に栃木県の特産品でもあるイチゴを選択。JAに農業大学の非常講師の方を紹介してもらい、1年ほど住み込みでイチゴ作りに関して勉強しました。
イチゴはデリケートな果物なので、病気の発生や虫の発生には細心の注意を払っているそうです。
12/4 静岡県 藤枝市 JAおおいがわ 果樹林センター
センター長 丸山 富士夫さん
静岡県・藤枝市「JAおおいがわ果樹林センター」では、2004年から日本で唯一アメリカにミカンを輸出しています。
温州みかんを改良した「青島みかん」という品種で、皮が薄く甘みの強い「温州みかん」と比べ、より果実が大きめで、甘味が強いミカンです。輸出するためには、大変厳しい基準をクリアしなければなりませんが、気軽に皮が剥けるし、大玉とはいえ、味は変わらず甘くて味が濃厚と評判が高いそうです。
JAおおいがわ 果樹林センター 054-638-0355




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2005年
11月分