日本各地の皆さんに「地域」のお話をしていただくコーナー。
その地域ならではの、農産物、施設、名所、名物などを実際にそれらに
たずさわっていらっしゃる方の生の声でご紹介いただきます。

6/24 JAきみつ 直販センター
黒川悟センター長
君津市では、小糸川という川があり、その周辺には田んぼが広がりそのあぜを利用して大豆栽培が盛んに行われていた。しかし、近年は、大豆の生産量は減少していた。そこで、生産者が一丸となり、大豆の復活に着手した。
みなさんは、地元に伝わる昔ながらの大豆を再び栽培しようという活動をされているそうですね? いま、どんな状況ですか?
2年ほど前に君津市とJAが、新たな特産品を作ろう!&伝統食材を復活させよう!ということで、過去に栽培されていた小糸在来の「大豆」に注目。活動に賛同する人が多く、現在は44名が参加!
その大豆を使って、どのような製品を作っていらっしゃるのでしょうか?
納豆をはじめ、昨年は豆乳、米と大豆を合わせて作った焼酎、アイスクリームなどを開発&発売した。今年の5月からは「どらい納豆」という新商品を発売。
新発売「どらい納豆」とは、納豆にした大豆を一度冷凍させ、解凍後に油で揚げ、しょうゆで味付けしたもの。おつまみやお菓子感覚で食べる事ができ、食べるとネバネバとした食感が楽しめる。
みなさんから小糸在来の大豆は甘みが強いため、おいしいと評判。子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層に人気!
この「どらい納豆」の注文のお問い合わせは、JAきみつの直販所「味楽囲(みらい)おびつ店、までお問い合わせ下さい。
電話番号:0439−35−3144
6/17 茨城県行方市 太田有機施設園芸組合
トマト部会長 谷田川初男さん
全国各地で様々な種類のトマトが作られていますが、茨城県の行方市では、「キストマト」というブランド・トマトが人気を呼んでいるのだそうです。
茨城県の行方市は、茨城県の南東部に位置し、霞ヶ浦に面している。農業も盛んな土地。 チンゲンサイの生産量は日本一!
取り組みを始めたのは、今から20年ほど前。谷田川さんは、元々きゅうりとトマトを生産していたが、当時野菜の関税が引き下げられ輸入野菜が入ってきた。そこで世界に通用する野菜を作ろうと「キストマト」の開発に踏み切った。
「キストマト」ネーミングは、口の中で、ほどよい甘さと酸味が広がり、「ファーストキスの味がする」から「キストマト」と名付けた。
キストマトは栽培の仕方が、ちょっと変わっているそうです。ドレンベッド式の隔離栽培と言って、床土(栽培床)が地床から完全に隔離されている。土量が少量のため、床土を理想的な状態に管理することができる。そのため、土耕栽培に比べて水や養分を制御しやすく、トマトの糖度、硬度、酸度などがコントロールでき土壌病害にもかかりにくい。
野菜というよりフルーツ感覚で食べられるこだわりトマトで、通常のトマトより小ぶりで食べやすいと好評!甘さ、ビタミンCともに通常のトマトの倍以上あり栄養抜群!!
6/10 JA全中常務理事 冨士重夫さん
わたしたちが普段口にしている食べ物の「農業自給率」というのをご存知ですか?実は日本は、このパーセンテージが低くわずか40%しかないんです。この数字は、先進国の中で最も低い割合で、わたしたちが普段口にする食べ物は、外国に頼っているのが現状です。
そんな中、6月12日に全国の生産者やWTOやEPA交渉の問題をテーマにした「WTO・EPA全国代表者集会」が開催されます。ここでは、国内外の食糧問題なども話し合われる予定です。
JA全中・常務理事の冨士重夫さんに、お話を伺いました。
「WTO」とは、「世界貿易機関」の略で、加盟国間の貿易促進のための共通ルール作りを行う機関。
「EPA」とは、「経済連携協定」の略で経済取引の障害となる壁をお互いに撤廃する協定のこと。
協定が結ばれると、関税や非関税障壁が取り除かれるため、貿易が活性化するほか、競争力が向上する。しかし、これはプラス面だけで、財界が主張していること。JAグループとしてはマイナス面を危惧している。
その際に、問題になることは、ないのでしょうか?
農産物の輸出国側・例えばアメリカやオーストラリア等の国では農畜産物の関税の大幅削減を要求している。それに対して日本などの輸入国側は、国内の農業を尊重する立場から、関税の適正な削減と重要品目の確保を主張している。農畜産物輸出国の主張が通れば、さらに輸入が増え日本の農業は、大打撃を受けることになる。
そうなると、日本の農業が衰退してしまう。農業が衰退してしまうと、農家の収入が減ってしまうだけではなく、今まで使われてきた水田や用水路が荒廃。環境破壊が進行する恐れがある。つまり、地域全体が大きなダメージを受けてしまう。
その他にも世界レベルで考えると、地球規模の異常気象に対する備え。急成長を迎えている中国の穀物輸入増大。穀物によるバイオエタノール生産〈ひまわりやとうもろこしから作るガソリンなど〉による世界的な穀物不足なども考えられる。
そういった意味で、今度行われる集会は、重要な意味を持つ。
リスナーのみなさんも、ぜひ一緒にこの問題を考えていただければと思います。
6/3 コーナーお休み




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