日本各地の皆さんに「地域」のお話をしていただくコーナー。
その地域ならではの、農産物、施設、名所、名物などを実際にそれらに
たずさわっていらっしゃる方の生の声でご紹介いただきます。

7/29 長野県下伊那郡阿智村浪合地区
トンキラ農園代表 岡本美幸
長野県・下伊那郡・阿智村浪合地区は、長野県の西部、愛知県近くに位置している。阿智村浪合地区は、山に囲まれた地域で雨の多い地域。さらに年間の最高平均気温は14℃とかなり涼しい。
トンキラ農園、メインとなる建物は、築140年の古民家を他の村から移築してきたもの。囲炉裏などがあり、宿泊施設もあるので山村暮らしを体験できる。他に人気があるのは、農作業体験ができる農園、鹿おどしもあり、実際に精米して粉にすることも出来る。
はじめたきっかけは、トンキラ農園は、平成3年に建設された施設で地域の農家5人が中心となって、運営している。地域の高齢化に伴い、農作放棄地が増えてしまった。農家の高齢者が都市部からの観光客と触れ合う機会を設けようとはじめたのがきっかけ。「トンキラ」とは、昔から浪合村に伝わるししおどしの原理で動く精米製粉機のこと。
施設には、郷土料理が食べられるレストランもあり、料理をふるまうのは、近隣農家の70〜80代のおばあちゃん。提供する料理は、化学調味料を一切使用せず、農園で作った野菜など、地元のものを使用している。
静岡や東海道地区のお客さん多い。年配の方だけではなく、大学生が農作業体験をしながら合宿に訪れたり、ホテルの研修に使用されることもある。
施設ができて、ただでさえ、農家のおじいちゃん、おばあちゃん方は年齢に比べて若い人が多いが施設ができたことによって大学生などと接する機会が増え、さらに元気になりました。
7/22 お便り紹介
7/15 山梨県南巨摩郡鰍沢町郷土料理研究会
石井きく恵さん
南巨摩郡鰍沢町は、甲府盆地の南端に位置し、日本三大急流の一つ富士川が町の東部を南北に縦断している。山間地域で、水田と山の斜面に展開する畑で水稲、野菜作中心に経営が営まれている。
郷土料理の「みみ」料理とは、小麦粉をよく練って薄くのばし、季節の野菜と一緒に味噌で煮込んだもの。練った小麦を3センチ四方くらいの正方形に切り、一方の隣り合った二つの角をつまんで合わせ、農作業に使用する「箕」の形に似ていることから、このような名前がついた。使用する味噌も自家製のもの。
地元ではお正月やお祭り、お祝い事がある時に食べる。この料理は、「つくたべかん」という町営の施設で食べる事ができる。「つくたべかん」とは、郷土料理体験教室、食堂、加工室などを備えた施設で、郷土料理を「つくって」「たべて」「かんじて」欲しいことから名前がつけられた。10年ほど前から町営で運営されている。
郷土料理研究会は、「みみ」料理以外にも手作りの味噌や手打ちうどん・そばなどを教えている。「みみ」料理は、地元の宝。若い人にもどんどん教え、その味を残したい!
7/8 JA東京あおば 練馬地区 青壮年部
吉田茂雄さん
工業高校なのに農作業体験!練馬工業高校では、昨年から1年生が毎週金曜日の授業〈およそ1時間半〉を使って選択授業を実施。「ものづくり」をテーマに12種類のコースがある。農業体験はそのコースの内の一つ。工業高校という事で、機械に向き合う事が多いが農業も工業も「ものづくり」と言う点においては、学ぶべき点があるという事で授業に取り入れられた!
1年生は、全部でおよそ175人いるが、農業を選択したのは15名。今年は全て男子生徒。授業では、学校の花壇、およそ4坪の土地を利用して夏野菜と冬野菜を栽培。授業で年数回、農業体験を行う学校は多いがこの授業は年間を通して農作物を育てる事ができるので、魅力的!
生徒の反応は、普段はスーパーでしか見た事がない野菜が、実際に土になっている野菜を見る事ができ、新たな発見が多い。
苦労している部分は、夏休みなどの長期休みの時も交代で生徒と共に学校で野菜の世話をするなどの畑管理を行なっている。
JAあおばでは、年間を通じての授業のため交代制で授業を受け持っている。 今後は、先日は、夏野菜であるトマトやなすなどの種を植えた。冬に向けて今後は、落花生やとうもろこし、さつまいもなどを植える予定。
7/1 山梨県中央市 株式会社サラダボウル
代表取締役 田中進さん
山梨県中央市は山梨県の中央南部に位置し、玉穂町・田富町・豊富村が合併してできた新しい市です。農地が多く、果物やもとうもろこしなどの栽培が盛んです。株式会社サラダボウルでは、農業をはじめたいと考えている人は多いが、中々一歩目を踏み出せない人が多い。そこで、農業とはどんなものか?指導したり、農地を貸し出したり、農業体験などを行っている会社です。
農家の遊休地を利用して農業研修をされているそうですが、この取り組みは、コープやまなしと共同で今年からはじめたもので、遊休地を利用し地元農家指導のもと、野菜などを生産・収穫し、生協が店鋪などで販売するというもの。また、JAからは、資材などを購入している。
40〜50代の人が中心に60名弱が参加。中には、子どもと一緒に農作業を体験したいという希望者もいるほど。農業初心者が中心。研修後、農業で生活をする人も・・・。
研修はどのような内容なのでしょうか?山梨中央市にある80アールの遊休地で、隔週土曜日に農作業実習と座学で農業のノウハウを勉強。畑の管理や指導はサラダボウルが担当し、収穫した野菜などは、生協が店鋪で販売したり、道の駅での販売を斡旋。既に一度、生協のイベントでチンゲンサイを販売した。
今後は山梨県立農業大学校と連携し、トラクターや農機具の操縦法も学ぶ予定。 何と言っても魅力は、自分の作った野菜をお客さんに販売できるということ。




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