番組ブログ
第1035回 全部やっておいたよ!
3人の子どもがいるお母様。
20年ほど前、38歳の誕生日に慌ただしく帰宅すると、
食事の支度や洗濯物の取り込み、風呂の用意など、
すべて終わっていて「誕生日だから全部やっておいたよ!」...
「これはうれしいですね。突然やってくれたりするとね。
うちもたまに、俺が食器を洗ったりすると凄い喜んでくれて。
そんなに喜んでくれるなら、毎日やろうかな...と思って続けてたんです。
でもある日、都合が悪くて洗わなかったら
『どうしたの、早く洗ってよ』...」
第1030回 何もかもお見通しだった母
娘を出産して母になりました。
妊娠中は不安で一杯。生まれたらかわいくてかわいくて...。
母とはたまに電話で話す程度。
折り合いが悪かった母。気づいてなかったと思ってたのに、向こうは気づいていた...。
「お母さんは何でもお見通し。
女房も何でもお見通し(笑)。
次男の誕生日のとき『あんたを生んだときはね...』と思い出話をするんです。でもその時、マタニティー・ブルーになって大変だったのよ、って、しみじみ言い出して...。俺は話をあわせましたけど、実はその時、その言葉で、そんなに大変だったんだ...って、初めて知ったんです。改めて反省しました」
第1025回 大坂で下宿する息子へ
大阪で進学した息子。18年間、毎日戦争のように忙しかったけれど、いなくなってみると心配ばかり...という岐阜在住の女性から、エールを贈るメッセージ。
「一人暮らしは、大きなイベントですよね。俺も高校を出て文学座に通うために一人暮らしを始めました。当時家賃が1万円、台所も寒々しいただ水が出るだけ。でも初めての一人暮らし、パラダイスのように思っていました。金もないし、バイトもできないから、近所にあった同期の家に潜りこんで、ご飯を食べさせてもらったり、風呂に入れさせてもらったり...そこの家のお姉さんにも憧れました。甘酸っぱい思い出です」
第1020回 忘れられない母のいなり寿司
牛の品評会の日など、母が重箱いっぱいのいなり寿司を作る。
本当に美味しかった!
でもいまあの味が食べたくてもどこにもない。
習っておけばよかったなあ...という娘さんからのお便り。
「いなり寿司こそまさしくお袋の味、唯一無二ですね。
うちのお袋は甘辛くない、甘くないんです。
作り方を聞いておけばよかったなと思うんですけどね...」
第1015回 一人暮らしで風邪をひくと...
一人暮らしで風邪をひいてしまった女性。
辛くても誰も助けてくれない。
子どもの頃は母がプリンやスポーツドリンクを買ってくれ、
お粥をたべさせてくれ...ありがたさが身にしみる...
という大阪の女性。
「私も先日、風邪による胃腸炎になってしまって...
女房がお粥を炊いてくれて、ありがたかったですねえ。
普段からありがたいと思わなきゃいけないんでしょうが...」
第1010回 褒めて育ててくれた母
優しかった今は亡き母の思い出。息子に向かって
「お魚を綺麗に食べる」「本を読むのが好きでえらい」
「目が大きくてハンサム」「気持ちが優しいからお友だちが一杯」
褒めて褒めて、伸ばしてくれた母...
「俺もお袋は厳しかったけど、いっぱい褒めてくれました。
あんなに手放しで褒めてくれる人、お袋がいなくなってからはいないなあ...」
第1005回 子どもたちに、ありがとう!
小学校6年になる娘、幼稚園に入園する息子がいるのに、
大病で倒れてしまったお母さん。
意識もない中、見舞いを欠かさず、
お姉ちゃんは弟の弁当を毎日作ってくれた。
本当にありがとう...という、
福岡在住の女性からのメッセージをご紹介。
「大変でしたね、お元気になられたようでよかったです。
それにしても小学校6年でお弁当を作っていたとは...立派ですね。
頭が下がるなあ。
予期せぬ出来事が、成長させてくれるものなんですね」
第1000回 一生懸命尽くしてくれる母
おかげさまで、今日で「家族の時間」通算1000回達成!
「ラジオの名球会、2000回目指してがんばります!」と渡辺徹さんの頼もしいコメントがありました。
さて、今日のお便りは...
くも膜下出血で倒れ、満身創痍なのに、
週3回人工透析を受け、施設に通う息子を心配して
料理を作ったり、送り迎えをしてくれたり、本当にありがたい...
「自分の体の調子が悪い時に、家族のありがたみがわかりますよね。
30年前に津軽弁の役を1年間やりました。
弘前にロケにお邪魔した時、飲んだ後ラーメンが食べたくなって
通りがかりの人に聞いてみたらそこに『よしこ』って店があるって。
行ってみたら『揚子江』でした...」
第995回 娘の言葉にほっこり
お母さん、元気ないね。何かあったの?
何もないよ。なんで?
顔が寂しそうに見えたから...
そんな娘の言葉にほっこりしました、
というメールをご紹介。
「えてして家族にバレるもんですよね。
顔を見てると。でも気を遣って声をかけないと難しいですよね」
第990回 母の口癖 「感謝と我慢」
まもなく母の一周忌。
まだ心の整理がつきません。
昭和7年に生まれ、戦後嫁いで
苦労しながら3人姉妹を育ててくれた母。
口癖は「感謝と我慢」、
「必ず報われるから、この言葉、忘れないで...」と
言い続けていらしたそうです。
「昔の人たちって、当たり前のように夫婦でしたよね。
性格の不一致なんて言葉はなかったように思います。
結婚式まで相手の顔も知らなかったけど、
結局添い遂げたというのも当たり前。
長続きさせよう、と決意するのが
長続きするコツなのかもしれませんね」
第985回 還暦で真っ赤なドレス
ある日、結婚式場で働く娘から電話がかかってきた。
「衣装合わせに来てください」「???」
「ずっと前から『還暦には赤いドレス着るねん』って言ってたでしょう?」
18歳で結婚、3人の子が生まれたが24歳で夫に死別、
それから一生懸命働いて子どもたちを育て上げた投稿者...
誕生日は家族揃って真っ赤なドレスで記念撮影、
そして帰宅後はケーキでお祝い。
孫は「おばあちゃん、シンデレラみたい!」と言ってくれました...
「素敵な思い出ですね。
我が家にも、まもなく還暦を迎える者が1人同居しておりまして...
あんなに落ち着かない還暦がいていいものかどうかと思いますが...(笑)」
第975回 おっかあの魔法の味噌汁
母の家に近づくと、大音量のラジオが聞こえてくる。
いつもは照れくさくて言えない「ありがとう」を
ラジオを通じて言わせてください。
いつも美味しい料理を作ってくれて本当にありがとう。
具沢山の味噌汁は大好きです!
「いつも聞いてくださってるラジオ、
お母さん、聴いてくださったかな。
お袋の味...いま思い出したのは、
白菜の古漬けをニンニクと唐辛子で炒める。美味しいんです」
第965回 母のカレーは最高!
男3人兄弟の胃袋を、いつもいっぱいに満たしてくれた母の料理。
中でも一番好きだったのはカレーライス!
肉は豚、水ではなく牛乳で煮込んだまろやかでコクのあるカレー。
今でも帰省するとリクエストします! という息子さんからのメッセージ。
「あれは不思議な食べ物ですね。
何にしようか迷うときも。それしかないと決めるときも、
両方に出てくるメニュー。
ここ数日、カレー食べたくてしかたがないんです」
第960回 認知症の母が大笑いして...
認知症で施設に入所している母。
ある日、お楽しみ会に出かけていくと、
体格のいい女性職員2人が、顔を真っ白に塗りたくり、
山口百恵引退コンサートのパロディを演じた。
母も大笑い!そして普段は誰だかわからない
息子さんのことを「わかる」と...!
笑いのもたらす力に驚きました、というメールをご紹介。
「笑いは本当にいいらしいですね。
うちの親父もカラオケ大会で司会をすると、
みんなが大笑いで! 笑いはやっぱりいいんです」
第955回 母への電話回数が倍増
80歳になった母に、この番組を聞いたのをきっかけに
電話の回数を週1回から2回に増やしました...
という男性からのメッセージをご紹介。
「うちも親父が施設にお世話になってますが、
ちょっと連絡しないでいると、すぐ電話がかかってきます。
しかも時間が早い。6時半とか...
電話を切るときには必ず、無理をするんじゃねえぞ、と声をかけてくれるんです」
第950回 下駄をお菓子と間違えた母
母に冬下駄を送った娘さん。
使い心地はどう? と尋ねると、
お菓子と間違えて仏壇に供えていた...
「よくお客様から差し入れをいただきますが、
整理するのが一仕事で。
いただいたものをその人に返してしまったこともあります(笑)」
第945回 少女時代の写真
母の骨折を機に会いに通うようになった息子。
95歳の母親の昔の写真を整理してアルバムを作ると、
当時のことを目を輝かせて話してくれた...
「年配の方に昔の写真や映像を見せるのはとてもいいみたいですね。
ウチでも昔から撮りためた映像を息子の発案で
親父に見せに行ったら、小さなことまでよく覚えているんですよ
この店は料理が出るのが遅くて...なんて」
第940回 優しい風吹き込む〝長女〟の存在
自分や夫のためにいろいろ心を砕いてくれる
長男の嫁。本当に嬉しく思っている...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「理想ですよね、素晴らしいお嫁さん。
そりゃ気遣いがあるのが当たり前ですが
それを続けて行くことで本当の幸せがくるんですよね」
第935回 私の目をお前にやれるなら...
視覚障害の方から届いたメッセージ。
中学高校時代、漢字が見えにくく、国語が苦手だったけれど、
お母さんが大きく紙に書いてくれ、何度も練習して、満点が取れるようになった。
お母さんは生前、いつも「私の目がやれるものならやりたい」と友人にもらしていた...
「人それぞれ、得手不得手があるものですが、
得意な部分を伸ばしてほしいですよね。
トム・クルーズも『ディスクレシア』(識字障害)、
ぜひこれからも得意なものを生かしてください」
第930回 母の手作りはんてん
押し入れの整理をしていたら
4年前他界した、母の手づくりの「はんてん」が出てきた...
という60代女性からのメッセージ。
「はんてん、俺も使ってました。
冬場の受験勉強のとき着てましたけど...
でも着てると眠くなるんですよね」