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3月27日 ハル・ブレインよ、安らかに

純子さん担当最終週のゲストは萩原健太さん。
3月11日、90歳の生涯を閉じた名ドラマー、ハル・ブレインの参加作品を特集してお送りしました。
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 *ハル・ブレイン(1929―2019)
  12歳で姉にプレゼントされドラムを始める。10代でプロ、
後にフィル・スペクターのセッションに参加する。
60年代には「レッキング・クルー」の一員として、前回紹介の
ジョー・オズボーンらと八面六臂の活躍、70年代にかけて
全米1位およそ40曲、TOP10ヒットおよそ150曲に参加、
参加曲がグラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤー6年連続受賞。
ビーチ・ボーイズ、サイモン&ガーファンクル、カーペンターズ、フランク・シナトラ、フィフス・ディメンション、モンキーズらの
数多くのヒットに関わる。島倉千代子「愛のさざなみ」も。
*プレイリスト*
★ビー・マイ・ベイビー/ ロネッツ
The Ronettes / Be My Baby
✳1963年8月発売、全米2位。フィル・スペクターの代表作。
 スペクター、ジェフ・バリー、エリー・グリニッチ作。
「ビー・マイ・ベイビー」という曲を説明するのに、
あの「ド、ドド、パ!」から始まる歌だよ...というのが一番早いでしょう?
★ドラマー・マン / ナンシー・シナトラ
Nancy Sinatra/ Drummer Man
*1969年、ナンシー最後のチャート・ヒット。
ジャケットには「ハル・ブレーン」のクレジットも。
僕が初めてハル・ブレインの名前を知ったのがこのレコード。
ジャケットに名前が出ていたんです(健太)
★輝く星座/フィフス・ディメンション
The Fifth Dimension - Aquarius / Let the Sunshine In
✳1969年の全米1位。ミュージカル「ヘアー」の中から
 2曲をメドレーにしたシングル。「ヘアー」を鑑賞して
 感銘を受けたメンバーが録音を提案して生まれた。
「普通の事をやってるだけなんだけど、この感覚は...
 ほかの誰にも出せないですよね」(健太)
★遥かなる影 / カーペンターズ
The Carpenters/Close To You
*1970年、全米1位。バカラック=デヴィッド作。
  カーペンターズの出世作となった。
  リチャードがキーボード類をプレイ。
  ハル・ブレインとジョー・オズボーンのリズム・セクション
「スローな曲でも、実にすばらしいドラムを叩きます。
 音楽のジャンルを選ばないドラマーなんです。
 ジョン・デンヴァーのバックで来日したこともありますし、
 ジョークだけをしゃべってるレコードを出したこともあります」
*オープニング・ナンバー*
チェリー・ボム / ザ・ラナウエイズ
「桜が満開ってことで」(邦丸)


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