くにまるジャパン 極 文化放送 番組サイト

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11月18日 幸せは美味しく食べよう!

久々のご登場となった大浦龍宇一さん。
昨日めでたく52歳のお誕生日を迎えられました! おめでとうございます!!
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今回は「音楽のコース料理」という趣向で、相変わらずの楽しい選曲!

*プレイリスト*(大浦さんからのメッセージつき)
1「EVERYTHING I OWN 」bread(持ち込み)

僕にとって、音楽は、美味しい料理、食事です。
その曲と出会った時、もう一度食べた時、
どういう時間や思い出がそこにあったか、今あるのか、
マニアックな目線で言えば、
「この食材にはどんな思いが隠し味にあるのか?」
そこに触れる時知る時に、幸せの味を噛み締めるのです。
EVERYTHING I OWN。
なぜ、この曲を選んだか。その理由は2つ。
1つ、EVERYTHING I OWN。
和訳すると邦題の「涙の思い出」ではなく、
「僕も持っているすべて」「僕の知ってる限りのこと」となります。
しかし、my own ではなく、I OWN。
文法的にはあれ?となり、このタイトルが気になって、
この歌詞の和訳を調べていくうちに、これは「恋愛ソング」ではなく、デビットゲイツが「亡き父に捧げた」曲だったのです。
音楽的なことを言えば、やはりBreadはコード進行とメロディーが美しい。個人的にはAメロと2番の終わりの後のブリッジのメロディ。
Aメロ D Dmaj7 Bm D G Gm6 D D/E A
Bメロ  Em A Asus4 A Em A
サビ   G D Em A...... 
ブリッジ Bm D Gmaj7 G Em G C A

2つ。「バンドスラム」という、良質の青春音楽映画を発見して観ました。
そうしたら、この「EVERYTHING I OWN 」が
まさかの想像もしなかった「スカ」バージョンになって演奏されるのです!
デビットボーイを敬愛する青年が主人公の物語なのですが、
最後には、彼らのyoutubeを見たデビットボーイ(本人出演)が、
自分のインディーズレーベルの初のアーティストになってほしいというすごい結末。とても贅沢な作品。高品質です。この映画もオススメです。

2 「PEACE IN THE HOUSE」JESSIE BUCKLEY(持ち込み)

素晴らしい音楽映画です。近年ではめずらしいカントリー音楽の映画「WILD ROSE」日本にCDガなくて、イギリスから取り寄せました。
前回の番組出演は、この映画が公開して間もなくで、また輸送にかなり時間がかかり、収録日までに間に合わなかったので今回に是非!
劇中では、シングルマザーの主人公が、家政婦で雇われている家から、その主人に勧められて、人気ラジオDJに送るときにアカペラで歌った時のもの。
JESSIE BUCKLEYの心の中にある素晴らしい原材料に、ただただ、感動です。

3 「Real Gone」Sheryl Crow(持ち込み)

これだけ料理がどうだと言っておきながら、
最後のメインディシュになんですが、
こう言いたいです。

理屈抜きに、
美味しいものは美味しいのです!

ピクサー映画、不滅の人気作品「カーズ」1の主題歌から、
シェリルクロウのアルバムには収録されていない、
この「Real Gone」をメインディッシュに持ってきました。

実はですね、今、gibsonから、
シェリルクロウモデルの「カントリーウエスタン」というアコギが
世界限定500本で本人のサイン付きで売られていまして。
お店でいっぱい弾かせてもらいました。いや、良いです。
Sheryl Crow。ベースラインも美しい。髪型も美しい。

とにかく最後は、このHOTなROCKで!

*オープニング・ナンバー*
ホーム/マイケル・ブーブレ
「なんかこの歌聞くと、家帰ってカレー食いたくなるんだよね」(邦丸さん)


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