バックナンバー ミュージックギフト〜音楽・地球号
リクエストパーソナリティーバックナンバーゲスト放送時間トップページ文化放送トップページへ
道頓堀人情/天童よしみ 2005/1/21
メッセージ&エピソード
マサさんへ

長野県穂高町のマサさんにこの曲を贈りたいです。30歳の時に仕事の関係で長野県の穂高町に引っ越して住んでいました。穂高で迎える初めての冬はとても寒くて心淋しくて、赤ちょうちんの灯がゆれる路地裏の小さなおでん屋に入りました。着物を小粋に着こなした小柄な女将さんと常連客らしい40半ばの男性客がひとりで飲んでいました。その人は女将さんから“マサさん”と呼ばれていました。淋しくて飲みに来たと言うと、元気が出るようにとカラオケで天童よしみの「道頓堀人情」を歌ってくれました。その歌を聴いて、とても元気が出たことを思い出します。先日、そのおでん屋の女将さんに連絡をとったところ、マサさんが脳梗塞で倒れ入院。退院した今は、リハビリに一生懸命通っていると聞きました。そのマサさんに今度は私から逆に、負けたらあかん、負けたらあかんの「道頓堀人情」を贈りたいと思います。

山梨県甲府市山宮町 ラジオネーム「チグハグチクチク」さん
この曲について
「道頓堀人情」(1985年12月16日リリース)
作詞・若山かほる、作曲・山田利秋。シングルチャートの最高47位、7・1万枚の売り上げ。
<<バックナンバー目次へ戻る