早く帰ってコ/青木光一 2005/2/16 メッセージ＆エピソード 東京の母へ 毎日、姑（８７歳）の食事の世話をしながら聴いています。居間のテレビも音無しでついています。曲を贈る相手は、東京の実家の母（９２歳）、リクエスト曲は、青木光一さんの「早く帰ってコ」です。実家の母は昔から夕食にビールを欠かしたことがありません。そして、温泉旅行や家族や親戚の集まりごとがある時は、必ずこの曲を手拍子をとりながら歌うのです。また、その時には、必ず歌詞の一部の「♪東京ばかりがなん〜でいいものか〜」のところを皆で合唱するのです。最近は孫の子供の３歳のひこ孫までが歌っています。老人特有のアルツハイマーもあり、とんちんかんな事を言っては家族を困らせることもあるようです。ここまで生きてこれたのですから、まだまだ頑張ってもらいたいと思っています。一緒に住んでいる者は大変だと思いますが…。 静岡県浜松市曳馬　加藤高子さん この曲について 「早く帰ってコ」（１９５６年９月リリース） 作詞・高野公男、作曲・船村徹。夭折した船村徹さんの盟友の高野公男さんの遺作。茨城の病院のベッドの上で書いた作品。 <<バックナンバー目次へ戻る